|
カテゴリ:カテゴリ未分類
近藤紘一さんの本、文春文庫、476円+税。 近藤さんの本については、5月24日に「バンコクの妻と娘」、5月16日に「サイゴンからきた妻と娘」について書きました。 3冊目です。 南ヴェトナムが北ヴェトナムに負けた、開放された、1975年4月30日前後の南ヴェトナムはホーチミン(当時はサイゴン)陥落の様子が脚色無しに伝わってきます。 すごい事ですね。一つの国が滅びる、無くなってしまうという時に現場に立ち会うと言う事は普通には考えられません。 読む価値のある本ですね。 この本は単行本で1975年10月に出版されている。私の読んだのは、それから10年後の1985年4月に出版された文庫本の2004年7月第10冊である。著者は文庫版をだしたその翌年1986年にわずか46歳で胃がんで亡くなる。 近藤さんの本はもう1刷「パリへ行った妻と娘」があるのですが、この本は読まないでしょう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.03 12:04:47
コメント(0) | コメントを書く |