まんなかの日
いつものように、日は暮れる。ひさしぶりの日記になりました。お元気ですか。私は元気です。変わらない日を過ごしています。朝起きて、仕事して、ときどき風邪ひいて、夜は眠ります。すみっこの時間で本も読んでいます。少し涙もろくなりました。仕事の上で口はくるくる回るのに、同僚が、たまに声をかけてくることが少しだけ面倒です。「元気?」と声をかけられたとき、「元気、」と答えるのも、「しんどい、」答えるのも、どっちも嘘になりそうで。「元気」と答えると、疲れたあなたは「いいなあ、」と答えるのかもしれないし、「しんどい」と答えると、「元気だそうよ、」と答えるのかもしれないし。そのうえで、「私も今、とてもつらいんだ」と続けられると、私はあいまいに笑うことしかできないから。手伝おうか、と言えないし、つらさを競ったって仕方がないし。黙って笑った方が楽。心が風邪をひいてしまって、七ヶ月お仕事をお休みになった上司さまが、4月に復帰予定です。4月はまだ、半日勤務だそうですが。同僚が、「もともと弱い人だったんだよ、」ばっさりと切る。やめて強いとか弱いとか、そんな二元の言葉で語らないで。曖昧がいい。真ん中がいい。いい人も悪い人もいなくて、ときどき、良くなったり悪くなったりするんだよ。強いも弱いもないんだよ。ときどきは、落ち込んだり超えていったりするんだよ。