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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:ヨーロッパ添乗レポート
今、Bunkamura ザ・ミュージアムで「ポンペイの輝き」というイベントが開催されているようですね。 音声ガイドも用意されており、ポンペイの地図を片手に2000年前のヴェスヴィオ山のあの運命の日にタイムスリップできるらしいです。 ナポリ・ポンペイのツアーは、ローマからのオプショナルツアーとして設定されていることが多く、遺跡に興味の無い方はローマでのショッピングを楽しまれますが、参加者が多く、添乗員分のフリーが出たときは、私も必ず出かけていました。 遺跡を歩いて喉がカラカラになるのですが、出口から少し離れた木陰の所にいるオレンジジュースやさんの特濃ジュースがおいしく、皆でゴクゴクと喉を潤したものです。 気を取り直して、きょうは遺跡に因んでおもしろい本をちょっと載せてみますね。 これはローマの免税品店でのショッピングの時間に、片隅にコロンと無造作におかれていたのを購入したのですが、『古代ローマの遺跡-その過去と現在』という、国立ナポリ東洋大学教授、また、前東京外語大学助教授、坂本鉄男先生の本ですが、ちょっとしたしかけ本なのです。 ポンペイばかりでなく、遺跡を訪れる私達旅行者にとって、そこがそのような廃跡になる前はどんな姿をしていたのかを想像することは、多分ほとんど不可能だと思いますが、この本は、有名な遺跡の現在の姿と過去の姿を同時に比較しながら想像をめぐらすことができるしかけになっているのです。 上の写真は皆様よくご存知のコロッセオ(COLOSSEO)ですが、ご覧のように、セロファン上に廃跡になるまえの絵が描かれていて、これを現在の遺跡のページに被せてみると、過去の輝かしい時代に引き戻してくれるというわけです。 これはウェスタの神殿(TEMPIO DI VESTA)とアウグストゥス帝の凱旋門(ARCO DI AUGUSTO)の現在の姿ですが、セロファンを被せると、 こんな立派な姿に早変わり~! そして、その遺跡の背後に隠された歴史の歩みについては、この左側のページに詳しく説明してあります。 たまに、昼寝の前にこれで遊んでいます。 仕方ないので、とりあえずBunkamuraにでも行って、お宝でも見てきますか...
アルマーニのネクタイ、父の日にいかが? こちらはワインです。 フェラガモのネクタイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.13 15:08:54
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