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カテゴリ:読書
フランスの有名な歴史人口学者である、エマニュエル・トッドの著書。母国フランスでは冷静な議論ができないということで、日本が安全地帯という、これが欧州はもはや戦時下と言われる由縁なのかもしれないですね。
戦争の責任がNATOと米国にある、ロシア経済より西側経済のほうが脆弱、ロシアは想定以上に弱かったことで「ウクライナの次は別の国が狙われる」というヨーロッパの論理は破綻した、ロシアの出生率の回復がロシアの明るい未来を暗示している、F35は欠陥機、ロシアは中国を頼りにできればアメリカより武器の生産能力は高い、まあ日頃接するニュースと齟齬を感じる部分はありますね。 ただF35の欠陥論の根拠がただひとりの専門家の意見をベースにしてるところや、基本的に反米意識が前に出過ぎてる点がなんとも気になるところです。 第三次世界大戦はもう始まっている (文春新書) [ エマニュエル・トッド ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.06 12:44:03
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