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再放送なので、二度目の視聴でしたが、やっぱりよかったです
トヨタ自動車創業者をモデルにした……なのかな ほぼ、まんまの話だと思います 織機で得た儲けを、車にぶっ込む!佐一郎さんの男っぷりに惚れ惚れです 横で見ている石山さんは、渋顔しかしないけど、 創業者の佐吉さんも、トライ&エラーを繰り返したと言われたら言い返せず、 佐吉さんが、「若ければ自動車を作っていた」と言っていたとまで知ったら、 腹をくくって、自動車製造業に取り組む男気 佐一郎に惹かれて、職人たちも睡眠時間を削って試作し続けるわ、 後に、労使闘争になっても「社長は社員を家族だと思っている」と信じる北川さんに、 社長にできないことは、自分たちがやろうと、またまた腹をくくる石山さん オイルと煤まみれの男たちの恰好いいこと(感涙) ほんと、佐一郎に翻弄される男たちの物語ですよ! 史実もいろいろ混ぜてあって 西国銀行(実際は住友銀行)に 「機屋に貸せても、鍛冶屋には貸せない」 キターーーーー! このときの屈辱を、50年経っても忘れなかったトヨタ、恰好いい~~~~ 融資を断った十五年後に、住友銀行からプリンス自動車を助けてくれと頼まれたときに 「鍛冶屋の私どもでは不具合でしょうから」と断るわけで 住友銀行との取引は、三井住友銀行が発足するまで再開しなかったし、 窓口担当は三井出身者に限る徹底ぶり まぁ、住友が断った後の金策がたたって、創業者の喜一郎さんが急逝したんだもの 石井さんにとっては、恨み骨髄だよねー まぁ、リーダーズでは、金策の最中に急逝した経理担当者を忘れず、 佐一郎、石山さん共に、日銀に「西国銀行は加えて欲しくない」と直訴してましたが たとえ一社員でも、創業からの仲間ですから、当然です 従業員の佐一郎さんへの信頼心酔度合いは、労使闘争の責任を取って辞任したときに、 一緒に辞めた従業員が、退職勧告予定の1600人を上回る1750人だったところからもうかがえます この人のために働く、と思える社長の下で働けるのは、幸せですよね もちろん、この人が作った会社を潰さない、と働き続ける従業員も幸せです 佐一郎さんの後を石山さんが引き継いで……石山さんって、ほんと佐一郎さんの尻ぬぐい人生ですね 佐吉さんの会社を守り、佐一郎さんの夢を支え、佐一郎さんの会社を守る 石山さんは、自分で作ることは苦手でも、守り育てることはできる才能の持ち主 創業者には、こういう実直な番頭(実はロマンチスト)がつきものです なのに、佐一郎さんはアイチ大躍進に繋がるであろう朝鮮戦争勃発15日前に死去という あと半月、長生きしていれば、アイチの車が世界に羽ばたく姿を見られたのに! 通して見て、しみじみ思ったのが、 第二次世界大戦の敗戦国であるドイツと日本が、今の世界の自動車製造を担っている不思議 アメリカは製造拠点を南米に移して、今、アメリカで生産しているのは日本メーカーだと言うし、 物量で日本を押し潰し、戦後は憧れの豊かな国だったアメリカは、どこに消えてしまったのでしょう さて、次はアイチの販売店のストーリーだそうです 渋いおじさまたちがたっぷりでてくるのが、楽しみです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.23 00:17:17
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