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カテゴリ:雑事
藤原道長が「この世をば…」詠んだ千年の満月 どう見える 京都新聞より 「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」 自分の栄華を自画自賛したと言われるこの歌が歌われてから ちょうど1000年らしいです 11月23日が旧暦では10月16日で 1000年前の10月16日にこの歌を詠んだと 11月23日だから、今夜のことだと思っていたら 正確には11月22日から23日に日付が変わる時だったようで 見逃した~~~~~ きっと22日深夜には、御所の土御門門跡あたりに行って 「これぞ道長が眺めた月!」の写真を撮る人もいたんでしょうね ところで、この歌を詠んだ日付の記録が残ってるって、凄いな~ 昔から記録好きな日本人 猫可愛い日記の天皇とか、家計簿をつけてた武士とか、 新撰組の遁所の隣家で、新撰組の出入り記録をつけていたお嬢さんとか どの時代も記録が残ってるから、後世の私たちが当時を知ることができるわけで 現代、ネット上に溢れているブログやTwitterやInstagramなども 数百年後にはこの時代の記録として研究されるのか、 電子データが破損したり、読み込めなくなって、ブラックボックスな時代になるのか 現代でも、日々生まれるネットスラングに外国の諜報機関が頭を悩ませているとか ラピュタ放送時恒例の「バルス!」が何の符丁かと騒然としたとか 氾濫する情報に翻弄されているのに、 数百年後の人にとっては、何が何やらわからない言葉だらけになっている気がします とりあえず、今夜は満月を眺めながら、1000年前に思いを馳せ、 「陰陽師」を見るとしますか 若かりし野村萬斎さんが美しいのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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