|
テーマ:最近観た映画。(39878)
カテゴリ:今日見た映画
昨日は、滋賀県で唯一の単館上映系の劇場である滋賀会館で「時をかける少女」を見てまいりました。 で、映画ですが。。。 予想以上によかったです。 それでも知世ちゃん世代にとっては芳山和子さんに思わぬところで出会って「お互い年取ったわねえ」な~んて思わせる演出になっていて嬉しかったです。
さて。。。平成版の主人公たちも、男の子二人と女の子一人の構図は変わっていませんが、その関係はやはり昔と全然違うなあと思いました。男女の壁みたいなものが無くて、とても自然体でうらやましいなと。まあ、真琴の性格だから成り立った関係ではあるかもしれませんが。 しかし、真琴みたいな子、時々いますよね。あまりに恋愛体質じゃないために、そういう雰囲気になるだけで逃げ回っちゃうような子。ああ~お馬鹿。。。結局全て無くしてから大事だったことに気づいて大泣きか。。。
さて、映画を見た後、久しぶりに原作を引っ張り出してきて読んでみました。こんなに古臭い感じでしたっけ。でも、初出が昭和40年なんですね。案外古い作品だったんだなあ。 読んでてほう、と思ったのが、「時かけ」では未来の自分が過去へ戻ると、過去の自分は消えてしまい、二重存在の矛盾つまりタイムパラドックスが解消されるという設定になっていたこと。このあたり、二重存在しまくっていたサマータイムマシンブルース(爆)と違ってスマートだなあ。さすが筒井先生と思いました。そして、あの当時流行っていたのか(?)謎めいた未来から来た少年。最後には主人公の前から跡形も無く消えてしまうという甘く悲しいラストシーンが、懐かしかったです。 映画を見て、原作を読んでいない方は是非読んでみるか、知世ちゃんの映画を見ることをお勧めします。同じ能力を授かりながら、真琴と和子は全く違った反応をするんです。これが、昭和と平成の違いなのかもしれませんね。
P.S.真琴の声の仲里依紗ちゃんって可愛い子ですね~。声優にとどまらず、映画などにも出て欲しいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[今日見た映画] カテゴリの最新記事
|