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カテゴリ:ドラマ系の感想
『結婚の選択』
『医者かイケメン結婚選択、カレと結婚してたら』 内容 医師・緒方匠(永田彬)との結婚式を済ませた秋草幸子(高部あい) そのさなか、元恋人でカメラマン・藤本真司(竹財輝之助)の遺体が、 海外の戦場で発見されたというニュースがTVで流れた。 ショックを受ける幸子。。。、、、あの時、引き留めていれば。。。。 2人の出会いは衝撃的だった。 看護師をしている幸子の目の前で、ひとりの少年が交通事故。 その少年に駆け寄る幸子の後ろでシャッター音がしていた。 生きるか死ぬかの少年を撮るカメラマン。 怒りを覚える幸子であったが、その行動により 交通事故の現場に信号機が取り付けられることになった。 高校の同級生だという緒方の話では、愛想は悪いけど腹黒くないと。。。 その後も緒方の行動を見ているウチに惹かれていく幸子。 そして、、2人はつきあうことになった。 あの時、海外に行くと言った時止めていれば。。。。 その幸子の前に謎の男アンリ(田中直樹)があらわれる。 “リセット”を選択すると、海外に行くと言っていた“時”だった。 幸子は、妊娠したことを告げ、真司を思いとどまらせることに成功した。 だが、、真司は、職を失い、、幸子も流産。 そのうえ。。。。。。。 敬称略 今回は、変則的ですが、 連ドラになって、一番面白かったかも知れませんね。 いや、、変則的だからこそ、面白く感じたのか。。。。。 ちがう。。。本来主人公であるはずの“幸子”という存在が、 基本的に“リセット係”となり、 ある意味、第三者的なポジションにあるからだろう。 そう! 今回の物語の主人公は、真司である。 だから、最終的に、笑顔がないオチとなってはいるが、 だが“意味”を感じさせているのは、アンリの言葉があったからだ。 “いかに生きたのか” これは、幸子への言葉ではあるが、 向けられている対象は、幸子ではない。 どれだけリセットしても、死んでしまった真司という存在に向けてなのだ。 真司がどう生きたのか? その事を考えた末、幸子は“選択”をした。 結果が同じでも、 意味のある人生を歩んだかどうか? ということである。 ホント、お見事ですよね。今回。 まさか、その部分に持っていくとは思わなかったので、 意外な面白さがあったお話だったと思います。 だって、幸子という存在が、視聴者そのものですからね。 もしかしたら、今回のお話こそが、 このドラマの“根幹”なのかも知れませんね。 これまでの感想 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月03日 17時34分16秒
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