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カテゴリ:ドラマ系の感想
『嘘ってどんな匂い』
内容 輸入業者の河辺隆夫の撲殺体が、河辺のオフィスで発見された。 妻・優子(立原麻衣)の話では、部屋から花瓶が消えていた そのことから、犯人が凶器を持ち去ったと思われたが、 一方で遺留品として、、なぜか、マフラーが残されていた。 捜査が始まってすぐ、鈴木宏(田中実)という男が逮捕されるが、犯行を否認。 重村(沢村一樹)による取り調べが行われようとしたところ、 なぜか重村は、一子(多部未華子)に、、、取り調べを任せるのだった。 一子の取り調べを、近くで見守る重村。 指紋の検出、マフラーのニオイと鈴木のニオイが一致していることを告げても、 鈴木は黙秘を続ける。 仕方なく重村が一子に代わって取り調べをはじめようとしたところ 突然、鈴木は、犯行を自白。“とっとと死刑にしてくれ” そのとき一子は鈴木のニオイの変化に気づく、、、なぜ体臭が変わったのか? 重村も同じように妙な引っ掛かりを感じるのだった。 やがて、祖父母の会話から、人は嘘をつくと体臭が変わると気づく一子。 重村の妙な行動も気になる一子だったが、 松田警視総監(伊東四朗)の話で、重村も嘘を見抜いていると知る。 その後、小松原(吹越満)桐島(手越祐也)とともに、 オフィスからニオイの追跡をはじめる一子は、ある公園のトイレにたどり着く。 そしてライバルの警察犬ミハイルに競り勝ち、ついに凶器の花瓶を発見!!! そんななか、山本さゆり(小林きな子)という女性が所轄に出頭してくる。 “河辺さんは、私が殺しました!” だが凶器だけでなく、現場にもさゆりのニオイは無く、犯人ではない。 ただし、、、一子は、現場にもう一人ニオイがあったことを告げる。 花瓶が見つかったことを鈴木に告げる重村は、 鈴木がついている嘘も含めて、取り調べて追い詰めていくのだが、 一子と桐島は、重村が嘘をついていると言ってしまい。。。。。 敬称略 人は、嘘をつけば体臭が変わる。 匂いで気づく一子。。 が、重村は、長年の経験などから、嘘を見抜く。 警察犬以上の一子の嗅覚の情報から、 1つの仮説を立て、重村は容疑者を追い詰めていき。。。。 という感じですね メインは、重村であるが、 物語に一子らしさを上手く絡ませ、重村が一子を利用しているのも このドラマらしくて面白い部分だろう。 途中、 一子の能力を認めている小松原、桐島が、一子を捜査に利用するなど これまでのお話をも含めているのは、 なかなか良くできていますよね。 最終的には、落としのシゲさんの本領発揮! 若干、捜査に『穴』は存在するモノの 重村の凄さがシッカリ描かれたお話だったと思います。 それにしても、 1話1話、登場人物をかなり上手く利用した事件を作っていますよね。 刑事たちの連携も、良い感じだし。 一子が人間で超嗅覚の持ち主と言うだけで、 ほんと、、普通の新人刑事モノを描いていますね。 ま。ひねりがないので、 その部分の『退屈さ』はあるのですが、 それでも、作りの丁寧さが、『退屈さ』を『ベタ』に変換し 面白く見せてくれているのでしょうね。 主人公が成長しているのも、好感が持てるしね! 最後は、、、やはり。。。というべきか 結局『匂い』だから、一子の能力を知っていれば、 何らかのトリックは出来る。。。ということかな。 これまでの感想 FILE.3 FILE.2 FILE.1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月05日 21時58分49秒
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