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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
廃工場で、岡崎誠(井上康)という男性の刺殺遺体が、発見された。 その手には、紙の切れ端。天樹(東山紀之)は、 被害者の所持品に、水田純平と書かれた名刺を見つける。 そんななか、捜査会議が開かれ、天樹たち専従班の出席。 そこにやって来たのは、沙村(高嶋政宏)。管理官として指揮を執るよう。 早速、沙村は、専従捜査班を外すと宣言する。 片桐(吉田鋼太郎)が食い下がろうとするが、組織捜査が出来ないからと。 聞き入れられなかった。 捜査会議で様子がおかしかった水田(倉科カナ)に気づき、 天樹は、理由を尋ねると。名刺は水田の父・純平(河相我聞)の物だと。 16年前、外交官だった父が帰国した日に、転落死したということ。 そして父の部屋で、岡崎の写真を見かけたと言うことだった。 気になるならば。。。と天樹に背中を押される水田。 専従捜査班は、沙村から圧力を受けながらも、捜査を続けることを決める。 やがて。。。。 敬称略 監督、脚本は、及川拓郎さん なんか、気のせいか。 数シーズンぶりに、“らしさ”を見た感じだね。 毎シーズン、なんらかのテーマを決めて、 “らしさ”を求めている今作だが。 正直、毎シーズン。。。盛り上がったとは言えない状態で。 テーマはあるのに、ただのベタな刑事モノ。 それも、特徴らしい特徴が無い刑事の刑事モノで。 明らかに、毎シーズン、迷走を続けていた。 特徴的キャラの山下が退場し。 主人公と対立軸にあった沙村が退場した時点で。 すでに、今作の登場人物には、何も無くなってしまっていたのだ。 なのに、テーマを決めたところで、盛り上がるわけがなかったのである。 迷走の原因が、登場人物のキャラがハッキリしていないこと。。。なのに。 今回、ようやく。。。“組織捜査ができない、しない”ことを、明言。 そう。ほんとは、そこだったハズなのである。 特に、主人公の天樹が。 それさえ、ハッキリさせて、 組織で動く、他の部署に先駆けて、事件を解決するだけで良かったのだ。 。。。構図としては “特命係”と“捜査一課”の《相棒》と同じなのだ。 テーマなんて、どうだって良かったってことである。 面白いかどうかは、そのあとの話。 もっとね。そういう路線で攻め続けて、マンネリと言われるくらいになって、 そこで、ホントの意味で、大きなテーマを決めて物語を作るべきだっただろうに。 奇を衒う展開、演出なんて、どうだって良いのに。。。。 今回なんて、それぞれのキャラが際立っているし。 こういうのだよ。。。こういうの。 なぜ、出来なかったかなぁ。。。。。 “組織に抗うことしか出来ない厄介者の集まり” ただ、それだけで、良かったのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月18日 22時09分39秒
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