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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
警視庁に妙な情報提供があった。 17年前に起きた誘拐事件の犯人は殺されたという。 その匿名の情報提供は、右京(水谷豊)を名指ししていた。 老舗デパート蔵本屋の5歳の令嬢・蔵本里紗が睡眠薬を使って誘拐された事件で、 “眠り姫誘拐事件”と呼ばれていた。 早速、デパートへ向かった右京、薫。 するとなぜか、騒ぎが起きていた。里紗(潤花)が姿を消したという。 婚約発表が行われようとしていたようで、 右京は、状況から何者かの手引きがあったモノと推測する。 防犯カメラの映像から、マーロウ矢木(高橋克実)の関与が判明。 敬称略 脚本、光益義幸さん 監督、橋本一さん 3回目の登場のマーロウ矢木。ほぼ12年ぶりの再登場である。 面白いかどうかは、好みがあるので、横に置いておく。 ただ、間違いなく良かったのは、過去のキャラの再登場ってこと。 何が良いか? それはね。長期シリーズなんだから、 《相棒》ファン向けとしても、エピソードのネタとしても、 使える物は使うべきだからだ。 それだけで、マンネリ感が薄まります。今回は12年だし(笑) 個人的には、10年を超えたあたりから書いているが。 逮捕された犯人を再登場させるべきだと。 事件によっては、不起訴の可能性もあるし、実刑でも出所の可能性もあるし。 これが、ごく一部しか行われていないのが、ほんと残念なのである。 今シリーズでは、連城(松尾諭さん)という弁護士を登場させているわけで。 連城なら、不起訴または実刑でも短期の可能性さえあるわけで。 こういうのは、利用出来る要素、モノである。 そういうのを利用すれば“強敵”ならぬ“狂敵”で、SPも出来るだろうに。 前シリーズから、工夫はされているので、 今後に期待したいモノだ。 さて、エピソードについての感想。 序盤から“きっと。。。”と思わせるような感じで、 “マーロウ矢木回”の雰囲気が漂っていて。 良い感じのミステリーに仕上がっている。 ただし、あくまでも雰囲気だけだ。 “マーロウ矢木回”ならば、もうちょっと矢木の手のひらで。。。 そんな展開が欲しかったところだ。 そこが少し弱いかな。 実際、マーロウがいなくても成立するし。 だって情報提供者が。。。。って考えると。。。ね。。。(笑) まぁ、《相棒》としては、悪くないエピソードだったと思います。 無理矢理捻らずに、シンプルなのが、一番である。 今回は、肉付けが上手かった。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-8374.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月22日 21時57分07秒
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