第9週「男は度胸、女は愛嬌?」
内容
昭和20年。空襲。
寅子(伊藤沙莉)は娘と花江(森田望智)親子と疎開してて空襲を免れた。
7月。直言(岡部たかし)が現れ、兄・直道の戦死が伝えられる。
戦争が終わり、寅子たちは直言、はる(石田ゆり子)たちのもとへ。。。
敬称略
作、吉田恵里香さん
演出、安藤大佑さん
一気に描ききったね。
それ自体は、普通にあることなのだが。
衝撃的なのは、空襲だけでなく。戦死の知らせや、それ以外の“動き”も。
かなり丁寧に映像化していることだ。
それも、ワンカット程度なのに。
そして定番の描写は削除。ナレーションで補強しつつ。
“日常”を丁寧に紡いでいる。
先週までの描写も、そうだったが。
今作は、基本的に“日常”を描くコトを優先しているようだね。
そして主人公の“お仕事”。。。も、その中に落とし込み。
主人公の物語そして主人公の生きている世界を描いている。
以前から感じていたコトだが。
ホームドラマはホームドラマだが。
語りの効果もあって、“小説”“絵画”を見ているような感覚。
だからといって、俯瞰の印象が強いわけでも無く。
シッカリと主人公の物語。
今回のエピソードも、良い雰囲気を保ったままだ。
好みはあるだろうけど。ありきたりではないのが、良い感じ。
緩急も見事だし。心地よさもある良いドラマだ。
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