やっぱり終わり
マウロア
放牧後も慎重に状態の確認を行ってきましたが、コンディションが落ちていることも影響して、左前脚にはレース中に負った小さな外傷が元で、フレグモーネの症状を示しています。引き続き毛艶も良くなく、馬体はかなり疲労を残している状態です。
ここからの回復には相当の時間を要すうえ、2歳時から続く右前脚膝部分など脚元の不安を抱えながらの調教では、納得のいく状態に仕上げるのは難しいと言わざるを得ません。地方競馬に転籍して一定の条件をクリアしてから、JRAへの再登録を目指すという道もありますが、須貝調教師をはじめ関係者間で、これらの状況を鑑み、総合的に協議を続けた結果、たとえ時間を掛けて中央への復帰を果たしたとしても、500万下条件では苦戦を強いられる可能性が高く、コンスタントに出走を重ねることも厳しいと考えられ、このままでは維持費出資金等、会員の皆さまのご負担も大きくなるばかりであることから、残念ながらここで現役を引退するとの結論に達しました。
勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましても、まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。今回の引退に関しての詳細につきましては、後日書面にてご案内いたします。
なお、本馬はJRAの競走馬登録抹消と同時に競走馬ファンドとしての運用が終了します。提供牧場が募集価格の10%相当額で買い戻すことにより所有権が移転することになりますが、本馬は提供牧場での繁殖の用に供さないことになりましたので、本馬の現状を明記したうえで、今後行われる「サラブレッドオークション」に上場することも検討しております。なにとぞご了承ください。
>1週間くらい様子見するかと思ってましたが
早い決断でした
残念なのは確かですが
覚悟はできてましたし
ここまでよく持ってきてくれたと思います
春先にはデビューすらできないかもと
諦めかけてましたしね
しがらきのスタッフと須貝先生には
感謝しております