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テーマ:海外生活(7776)
カテゴリ:パナマ 民芸品
先日、半年に一度のパナマ日本人会婦人会の定例会に参加し、
パナマ帽(sombrero de Panama)作りを体験してきました。 「パナマ帽」といっても、日本人が想像する昔私のおじいちゃんも被っていたような、 パナマ草で作った「パナマ帽」(→こちら。)ではなく、 もっと素朴なイメージの、パナマの男性の伝統的な正装でかぶる(多分)「パナマ帽」です。 (ご参考:フリー百科事典ウィキペディアへ※写真掲載) 上の写真の、緑の草がその材料の一部。 この葉っぱの中から取り出した繊維を煮たり干したりして材料に加工したものが下の写真↓ ↓コクレ県というところから泊りがけで来てくれたセニョーラたちが実演後、 手取り足取り丁寧に教えてくれました。 まず幅1~1.5cmくらいのリボン状のものをひたすら編み、それをくるくる巻いて 帽子の形に仕上げます。 黒い糸と白い糸との組み合わせで、様々な模様が編めます。 かわいいセニョリータ(16歳)が、ミニチュア帽作りを実演してくれました。 リボンの片側をしごくように伸ばし、もう片側を縮め、うまく帽子の形に仕上げていきます。 縫っていく「糸」も草の繊維をしごき、干したもの。う~んナチュラルっ~ 本物の人間がかぶる帽子の作り方もこれと同様。ただ型が大きくなっただけ。 この教えてくれたご家族は、帽子作りが専業ではなく、 仕事の合間に作るこのパナマ帽は、半日仕事で10日ほどかかるそうです。 そっかぁ、こんな風に、そしてこんなに時間をかけて作られるものなんだぁ~、 と、知った途端、街中でこのパナマ帽を被っているオジサンが、 妙に気になるようになりました 何事も、経験ですね~ さて、私のこの日の作品↓ 左下のミサンガだかブレスレットだか(ナゾ)の半分ほどを私が編み上げました。 このリボン状のものをずっとずっと長く編み続ければ、パナマ帽が作れます。 ミニチュア帽子は、セニョリータが作っていたのを私もずいぶん縫わせてもらったので、 記念にセニョリータから買わせてもらいました。 マニキュアのボトルと大きさを比較していただくと分かるとおり、 指先に乗るほどの小さくてかわいい、私のパナマ帽です♪ 。。。。。。 余談ですが・・・・・・・・。 先日パナマに寄港した海上自衛隊練習艦の幹部候補生23歳とお話しした時のこと。 「日本でパナマといえば、パナマ運河とパナマ帽くらいしか知らないですよね~。」 と言ったら、 「えっ?パナマ帽ってナンですか?????」 と、ふたりに真面目に言われてしまい、かな~りショックだったトルティージャです。 「パナマ帽」ってゆー「単語」は、実際のパナマ帽がどんなものかは知らなくても、 「一般名詞」として、一般常識として、知られているものだと思っていたのですが、 う~んゼネレーションギャップ!? って「ゼネレーションギャップ」と自分で発して、 久しくそんな言い方も聞いていない気が。これも死語????? あぁ~~~んっっっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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