カテゴリ:カテゴリ未分類
第1、第2、第3EMP学園が競って一人の少女の拉致を競い合うというシナリオ。
自分の住む場所に違和感を覚えた為に、本当の居場所を探すために家出する、数花がメインな分けだけど、コロコロと人格が入れ替わるのでメインヒロインとして使えず、悲劇のヒロインだって言うことを最後まで認識できなかった。 相変わらずの、高野、芽衣子コンビが、主役のようなんだけど、人格の破綻した様な、高野と、わがままな芽衣子の言動にどこまでついて行けるかが、キャラクター小説の肝なんだけど、個人的に、谷川流さんのこのシリーズで好感を持てたのは、2巻の登場人物だけなので、かなりの確立で相性が悪いように思えます。 そんな中で、何とか好感を保てたのは、第2EMPの多鹿、蜩コンビ、蜩は生意気な男性キャラという、谷川作品ではよくいるキャラなのだが、ひそかに芽衣子の様なタイプが好きという貴重種で、その分芽衣子に対する好感が持てたりとなんとなくだが、バランスが保てたような気がします。 個人的には1巻の主人公にも登場人物にも好感を持てていないので、このシリーズが個人的にはヒットしているかと言われると、辛い物がありますね。 この作品は変化球キャラが多いので、合わせるのが本当に難しい気がするのですが、気のせいでしょうかね? 個人的には、3巻よりはおもしろかったが、2巻を超えていないと言った所でしょうか? 内容的には「平行世界」を利用したネタで、何だかんだと振り回された割りには、芽衣子は主役の割に全然活躍できていないのではという疑問の作品。 ん、主役は高野なのか? 「平行世界」に対する作者の理論や、仮説といった所を高野を通じて解説している分けだが、高野というキャラが、バカキャラなぶん、信憑性のない内容を聞かせるにはちょうど良いのかと感じた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/07/21 12:28:13 AM
|
|