清水マリコさんの、「嘘つきは妹にしておく」に続く、嘘シリーズの２作目。
ジャンル的には、一風変わったボーイミーツガール物と言ったところでしょうか？
主人公の読んだ作文を欲しいと言う地点で、変なヒロインなのだが、そのヒロインと付き合って行くうちに、他人を不幸にすると言われる、魔女と、ウイッチウイルスという都市伝説に巻き込まれてしまうという物語。
まあ、ヒロインがその魔女なのかと言う疑いと、都市伝説の正体は何かというミステリアスなちょっと悲しい感じのする内容。

前作の嘘妹とつながってる部分があるだけに、不思議系トリックもありな可能性もある分けで、どうなのかなと言う感じでしたが、まあ可も無く不可も無くという所でしょう。

ここ最近、少年章女系の物語があんまりよく分からなくなってきた感じがするのですが・・・。
嘘シリーズも嫌いではないのですが、好みの、恋愛物はラブコメ一辺倒になりつつあるかんじがする。
きっとこれは、桑島さんのせいだ！！

君の嘘、伝説の君 著者：清水マリコ 出版社：メディアファクトリー サイズ：文庫 ／ ２６３ｐ 発行年月：2003年 10月 本体価格：580円 (税込：609円)