カテゴリ:マンガの感想
圭一のいないひぐらしなんて、ひぐらしじゃないですよ!? コンプエースで連載されている外伝のコミック版です。 外伝と言うからに、圭一とか、レナとか、魅音とか出てきません。 舞台も全然違いますし、ヒロインも公由夏美と、村長の親戚の方でしょうか? なんて言うか、圭一のいないひぐらしなんて、ひぐらしじゃないですよ!? 雛見沢出身のごくごく普通の家族が、雛見沢で起こったとある事件をきっかけに、祖母が奇行に走り、家庭が徐々に崩壊されていく上に、大石蔵人、赤坂衛のひぐらしメンバーが登場し、特に大石さんがヒロインを追い詰める追い詰めると言うお話です。 つまり、時間軸的には、「暇潰し編」の後のお話になってる訳ですよねぇ・・・。 やさしかった祖母が、「オヤシロさま信仰」と言う狂気に走る様が不気味不気味。 登場してわずか25ページしか幸せが続かなかったヒロインが不憫でなりませぬ・・・。 スパイラスで不幸のどん底に転落していくヒロインを藤堂暁はどこまで救う事ができるのか? 2巻で完結と言う事なんだけど、オチが予想できる範疇なので、なんだかあんまり楽しみではないんですよね。絵のレベルは、描写が細かく、可愛いと思えるところは可愛く、不気味と思えるところは不気味にコマの割り振りも結構うまいんですけどねぇ、コミック版の他の3作を読んでる位じゃ訳がわからないという事と、むしろ読まなくても全然差し支えの無い作品であると言う事が、何よりも残念です。 あと、この惨劇は昭和58年ならともかく、今ならもっと安全な解決策が存在するので、なんでこうなるのかと言う疑問に陥りやすいと言うところもあると思いますね。 ぶっちゃけ、この人が「鬼隠し編」書いてくれたほうが良かった気がするんですけどねぇ、まあ出版社が違うから仕方ないですかね?
関連サイト 07th Storming Party(竜騎士07) 床子屋電脳広報室(鬼頭えん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/04/09 10:28:14 AM
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