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カテゴリ:政治・社会・文化・歴史
ちょっと、体外受精と臓器移植のニュースに注目しました。
50歳・野田聖子元郵政相、男児出産…ブログ公表 ~~~~~以下引用~~~~~ 自民党の野田聖子元郵政相(50)が6日、東京都内の病院で 男児を出産し、その経緯をブログで公表した。 ブログでは、年齢を考慮し、予定日より1か月早く帝王切開で 出産したことを明らかにしている。そのうえで、 「長年の念願であった家族を持つことがかないうれしい」と 喜びをつづっている。 事務所によると、母子ともに経過は順調だという。 不妊に悩んでいた野田氏は昨年5月、米国で第三者から 卵子の提供を受け、事実婚の関係にある男性の精子との 受精卵を子宮に移す体外受精で妊娠した。 2011年1月6日20時07分 読売新聞 ~~~~~以上引用~~~~~ 以前にもこれについては日記を書きました。 生物の尊厳 なぜかマスコミが歓迎ムードで、 NHKなど「うれしいニュース」と報道していました(;一_一) しかし、ネットを見る限りでは反対派が多いです。 特に女性の反対者が多いのは意外?です。 他人の卵子の提供を受けて、法律上未婚?の男性の精子提供を 受けて体外受精で妊娠して帝王切開で生む。 これだけお金も時間も使って危険を犯して子供を産む意味は 何なのでしょう? 理解に苦しむところです。 「結婚して長年子供が出来ない人の苦しみを判らないのか」 という意見もあるかも知れませんが、それを言うなら、 「結婚出来ない人の苦しみは?」 さまざまな理由があって結婚したのでしょう。 子供ができなかったら破綻するものでしょうか? 「結婚できない立場からしたら、結婚しているだけで 十分ではないですか?」 と言いたいです。 子供は授かり物、出来なかったら仕方ないでしょう。 子供を持つことは、持っていない人にとっては 「どうしても欲しいもの」かもしれませんが、 子供を持つこと自体に責任が発生することを考えてほしいです。 それに、子供を育てることは、「子供を持てない苦しみ」より より苦しいかもしれません。 時には子供から逃げたい問題が起こってしまうことも 考えられます。 そんな時、自分と血がつながっていないことを理由に 逃げない覚悟があるのでしょうか? それがあるなら、別に養子でも構わないはずです。 さらに言わせてもらえれば、彼女は国会議員です。 彼女を国会に送り出した有権者に対して人工的な妊娠出産で 迷惑をかけているという自覚は無いのでしょうか? いやしくも国会議員たるもの、自分のことは差し置いてでも、 国民の生活を考えてほしいです。 自分のエゴを押し通すならば辞職してほしいです。 精子提供、子どもに話して=告知絵本「わたしのものがたり」 ~~~~~以下引用~~~~~ 「しんせつな男の人がせいしをプレゼント」 「みんながとてもしあわせになりました」-。 第三者からの精子提供(非配偶者間人工授精=AID)による 出生を、子ども本人に分かりやすく伝える絵本 「わたしのものがたり」がこのほど発行された。 不妊に悩んだ夫婦はAIDの事実を周囲に隠し、子ども本人にも 告げないのが当然と考えられてきたが、近年、成長した後に 偶然知って苦しむ人たちが声を上げ始めた。 清水さんは「自分の一番大切な情報を知らされないことは、 人間として尊重されていないと感じる。 子どもが幸せにならなければ親も幸せになれない」と話している。 2011/01/08-05:23 時事ドットコム ~~~~~以上引用~~~~~ 子供のとって一番大切な情報は、非配偶者間人工授精でなく 親が誰かということではありませんか? しかし第三者からの精子提供の場合、提供者を明確にすることは 第三者にも迷惑がかかる恐れがあります。 さらに、近年のように離婚が増える状況では、 非配偶者間人工授精はそうでない場合に比べて離婚時の 親権問題が複雑化する可能性がありませんか? 告知云々の話ではなく、第三者からの精子提供の是非の問題に 何故ならないのか不思議です。 子ども臓器提供、CTで虐待判別…病院に助言 ~~~~~以下引用~~~~~ 15歳未満の子どもからの脳死臓器提供を国内で 定着させるため、放射線科医らでつくる一般財団法人 「Ai(死亡時画像診断)情報センター」(東京)は、 病院から照会された子どもの虐待の有無について、 CT(コンピューター断層撮影法)などの画像を診断して、 判定を助言する支援事業を今年から始める。 昨年7月に全面施行された改正臓器移植法によって、 15歳未満からの脳死臓器提供ができるようになったが、 同法は虐待を受けた子どもからは臓器提供されないよう 規定している。しかし、虐待の判別は簡単ではなく、現状では 脳死提供は困難と感じている医師が多い。 2011年1月8日14時41分 読売新聞 ~~~~~以上引用~~~~~ 臓器移植に関しても以前に書いております。 臓器移植を考える 人間が死に至っても、臓器は死んでいないものがあります。 その臓器が臓器に障害を持つ人に移植できるならば その人は救われるということです。 しかし考えていただきたいのです。 人間はまだ生死に対して全くといっていいほど科学的な 回答を持っていないのです。 その証拠に死を伸ばすことはできても、死んでいる人を よみがえらせることは科学にはできません。 死ぬ理由が判らないのです。逆に生まれることも同じです。 受胎ということも科学的にはわかりますが、どの時点で一個の 意識を持つのかも判っていません。 脳死にしても心臓死にしても意識は本当にないのでしょうか。 その時点で臓器を取り出すことによってその人が耐え難い苦痛を 受けていないと誰が言えるでしょう。 まだ温かく動いている肉体を切って中から臓器を 取り出すことができるのでしょうか? 自分はそれによって助かるかも知れない。 でも臓器を取り出された人は確実に死ぬのです。 以上は以前に書いた文章ですが、今でも変わりはありません。 この時点では子供の臓器移植は対象として書いておりません。 しかし、相手が子供だった場合、もっと問題は深刻では ありませんか? よく「○○ちゃんを救う会」なるものが海外の臓器移植を 目的として作られています。 それ自体を批判するわけではありませんが、その裏で 臓器提供者がいる事実。 すなわち命を落として臓器を提供する子供がいることは 理解されていますか? 当然のことながら、亡くなることもがいなければ、 「○○ちゃん」は救えない。 そう考えた時、無条件に臓器移植が成功して 素直に喜べるかどうか? こんな話もあります。 死体からの臓器摘出に麻酔? 医師は皆ドナー登録しているのでしょうか? ドナー登録している医師はほとんどいないという話を 聞いたことがあります。 臓器移植にしても体外受精にしてももう少し考える余地が ありませんか? 人気ブログランキングに参加しています。 クリックよろしくお願いします。 ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治・社会・文化・歴史] カテゴリの最新記事
なんともハードな話題ですね。先日の
ニュースには、子供が欲しかったが 生まれない夫婦が知人の勧めで、親が 居ながら育てられない子供を里子に 貰って、本人にもその事実を知らせて 血のつがらないけど固いきずなの家族を 作ってあるとありました 今は複数のお子さんを育てている理由は 最初に一人を預かった施設で、同じくらいの 子供がいたのに二人までは・・・と躊躇したら その施設に残った子が、実の母親のもとに もどり虐待で死んでしまったそうで 一人でも助ける命を助けたいと、生活が厳しい 中でも人の子を三人も育てているのです 私の同級生も養子が何人もいました。科学の進歩は 実の子を産む可能性は広げましたが、その陰で 親に育てられない子の命は簡単に奪われてます (2011年01月10日 09時45分30秒)
野田聖子の場合は、「妊娠」して「産む」という経験をしたかったにすぎないと思います。
「女」として自分が経験出来ないことがあることが許せないというナルシスト系の究極のエゴです。 子供が欲しいと言いながら、籍も入れないで体外受精することからも、また、外見に差異が出て子供が不愉快な思いをする可能性をも鑑みず、選択して白人の卵子提供を受けていることからも、子供のことなど一ミリも考えてないことがわかります。 AIDの件は、確かに離婚という問題になったら、男の側からすれば「自分の子供ではない」という感情論になるでしょうね。 是非は言い切れませんが・・・、ただ”告知”は、子供云々よりも、親の側が秘密を墓場まで持って行く覚悟のない言い訳のように感じます。 (2011年01月10日 10時10分28秒)
しかし大変な世の中の変わりようですね。
昔だったら30過ぎたら高齢出産って言われていましたから30歳で結婚した友人夫婦はその危険性から子供を作りませんでした。もっとも東●大の医科研に勤めていましたからその危険性を十分過ぎるくらい承知をしていたせいかもしれません。 それにしても医学が発達した現在でもリスクは多いようですが、40過ぎても50近くになってもそのようなリスクをおかしてまでも自分の腹を痛めた子供を欲しがるものなのですね。 (2011年01月10日 11時46分37秒)
おかしな女・・・
旦那と外国人の女の子供 てめえ、の腹に、宿して、 帝王切開で、取り出す! 愛情よりも50歳過ぎのばばあ、の悪あがき しかも2度も亭主取り替えて! 議員は、暇ねっ!あはは・・・^^♪ (2011年01月10日 11時59分25秒)
野田聖子議員については倫理観の欠如としか思えません
婚姻せず同居もしない事実婚なんてあり得ず、ご祝儀を貰う為だけの結婚式。子どもが出来ないから養子をと模索したけど無理だったと言うが普通に考えても彼女の状況下で誰が子どもを預けるでしょうか? 国会議員という「ものすごく忙しくお金が足りない」と騒いでいる人達のすることではないでしょう。 給与満額貰いながらの一般とはかけ離れた産休生活。 国会議員としても人間的に見てもどうなんでしょうか? 臓器移植は目の前の命さえ助かればいい、後はどうでもいいというエゴでしかありません、献血を知り合いに頼むというのはわかりますが親の臓器を子どもに提供する以外は許されるとは思えません(生体肝移植など) でも自分の子どもの身に降りかかると「たすけて下さい」と騒ぐかもしれません、やるだけやってそこで臓器提供がかなわなかったという状況で子どもを亡くすという方が親にとっては子どもの死が受け入れやすいのかもしれません。 不妊治療を長年して授かって出産したとたんに子育て放棄をした方もいますし、子どもを残し育児ノイローゼで命を絶った方もいます、子どもを育てるのは思い通りにはいかないものです。 安易に子どもを授かれば幸せというものでもなく、子どものいない状況からすると自己犠牲の上に成り立ち命の責任を負うことのむずかしさを知れば批判的にならざるを得ないと思います。 (2011年01月10日 12時08分33秒)
夢穂さん
>年明けからなんともハードな話題ですね。先日の >ニュースには、子供が欲しかったが >生まれない夫婦が知人の勧めで、親が >居ながら育てられない子供を里子に >貰って、本人にもその事実を知らせて >血のつがらないけど固いきずなの家族を >作ってあるとありました > >今は複数のお子さんを育てている理由は >最初に一人を預かった施設で、同じくらいの >子供がいたのに二人までは・・・と躊躇したら >その施設に残った子が、実の母親のもとに >もどり虐待で死んでしまったそうで > >一人でも助ける命を助けたいと、生活が厳しい >中でも人の子を三人も育てているのです > >私の同級生も養子が何人もいました。科学の進歩は >実の子を産む可能性は広げましたが、その陰で >親に育てられない子の命は簡単に奪われてます ----- 戦後すぐにはたくさんの養子縁組があったようです。 戦争で子供を亡くした親と、親を亡くした子供が縁を結び、親子として幸せに暮らしました。 現在でも「子供が欲しい親」と「親が必要な子供」が縁を結んで、親子として生活してくれればという思いがあります。 それ以前に、子供は天からの授かりものとして、社会全体で育てられればという思いもあります。 昨今のように「どうしても自分の子供」という主張は無理があるように思えてなりません。 (2011年01月10日 19時44分31秒)
美加。さん
> 野田聖子の場合は、「妊娠」して「産む」という経験をしたかったにすぎないと思います。 そうなんですよね! それが目について凄く嫌です。 > 「女」として自分が経験出来ないことがあることが許せないというナルシスト系の究極のエゴです。 > > 子供が欲しいと言いながら、籍も入れないで体外受精することからも、また、外見に差異が出て子供が不愉快な思いをする可能性をも鑑みず、選択して白人の卵子提供を受けていることからも、子供のことなど一ミリも考えてないことがわかります。 そうなんです。 生まれてきた子供には罪は無いのですが、極端にいえば、卵子提供者と精子提供者が作るべき子供を、野田聖子が生むという異常さを理解していないんでしょうか? > AIDの件は、確かに離婚という問題になったら、男の側からすれば「自分の子供ではない」という感情論になるでしょうね。 > > 是非は言い切れませんが・・・、ただ”告知”は、子供云々よりも、親の側が秘密を墓場まで持って行く覚悟のない言い訳のように感じます。 ----- 流石に秘密を持ったままというわけにはいかないでしょう(*^_^*) ただ、話すタイミングが難しいですね。 私の知っている人間は成長して親と血がつながっていないことを知り、それが原因で悪い道に足を踏みこんでしまいました。話すタイミングさえ間違えなければ、そういうことは無かったのにと思われると悔やまれます。 もうひとつは、子供に明確に理由を説明できるかが問題だと思います。 (2011年01月10日 20時05分55秒)
大江戸ユーチューブ男さん
>しかし大変な世の中の変わりようですね。 >昔だったら30過ぎたら高齢出産って言われていましたから30歳で結婚した友人夫婦はその危険性から子供を作りませんでした。もっとも東●大の医科研に勤めていましたからその危険性を十分過ぎるくらい承知をしていたせいかもしれません。 私の高校の女性体育教師も「32歳だから結婚しても(高齢出産で危険なので)子供が産めない」と言っていました。 >それにしても医学が発達した現在でもリスクは多いようですが、40過ぎても50近くになってもそのようなリスクをおかしてまでも自分の腹を痛めた子供を欲しがるものなのですね。 ----- 不妊治療をしている人は結婚しても長く子供が出来ない人が多いです。それゆえ、年齢も高くなっているのではないでしょうか? それに、不妊治療をしてまで子供が欲しいという人はある程度裕福な方が多いようです。 それゆえ子供が欲しいのでしょう。 ただ、不妊治療で生まれた子供は、通常の受精に比べると体が弱いと聞きます。 まして成人して成長した時はどうなんでしょう。 (2011年01月10日 20時12分47秒)
桐壷更衣さん
>おかしな女・・・ > >旦那と外国人の女の子供 > >てめえ、の腹に、宿して、 > >帝王切開で、取り出す! > >愛情よりも50歳過ぎのばばあ、の悪あがき > >しかも2度も亭主取り替えて! > >議員は、暇ねっ!あはは・・・^^♪ ----- ご指摘の通りです。 しかし、マスコミが歓迎しているのはいかがなものか? (2011年01月10日 20時14分11秒)
顔文字式部さん
長文でまとめて書いていただきありがとうございました。 確かに、生体肝移植ならばまだ良さそうですね。某芸能人は子供から生体肝を提供されていましたが、それはいかがなものか?(*^_^*) しかし、本当に国会議員としては失格ですね。 まだ、若い女性議員が通常の妊娠をする場合はともかく、今回のようにわざわざ他人の子供を宿す場合などはどうなんでしょう。 聞くところによると14回も失敗したとか?つまり14回も本来なら成長できる命を絶ってしまったということでしょうか? 国会議員たるもの子供がいなくても選挙区の子供は自分の子供ぐらいに思って、行動してほしいものです。 (2011年01月10日 20時23分08秒)
桐壷更衣さん
>マスコミは、無責任!人事だから!! > >この前は、向井亜紀で、大騒ぎ!!! > >次は、誰の人工授精!まるで、朱鷺並み!!!!あはは・・・♪ ----- そういえば、そうでしたね。 あの時もいかがなものかと思いました。 (2011年01月12日 21時05分14秒)
・お子さんが授からないのは可哀想?そう??疑問
・わたしはそれもまた、御仏の思し召しかと思う。 ・自分の子宮を使って育てたら我が子??そうかい??じゃあご主人ごと、卵子の提供者にお貸しする??その方がてっとり早いって。(過激だがそうでしょう) ・私は人間の結び付きって、血やDNHにそんなにこだわらなくていいんじゃないか?といつも思う。それより魂の結び付きの方が尊いと思うなあ・・・どうですか? ・他人同士だっていい親子に十分なりうると信じています。じゃなきゃあ、夫婦愛や師弟愛、友情愛は成立しないでしょう。 (2011年01月14日 16時06分40秒)
大法螺窟さん
>まされるたから、こにしかめやも・・・ > > >お宝に、目がくらんだか・・・? ----- そういうわけではないようです(*^_^*) (2011年01月15日 10時23分24秒)
猫又童子さん
>・お子さんが授からないのは可哀想?そう??疑問 >・わたしはそれもまた、御仏の思し召しかと思う。 >・自分の子宮を使って育てたら我が子??そうかい??じゃあご主人ごと、卵子の提供者にお貸しする??その方がてっとり早いって。(過激だがそうでしょう) > >・私は人間の結び付きって、血やDNHにそんなにこだわらなくていいんじゃないか?といつも思う。それより魂の結び付きの方が尊いと思うなあ・・・どうですか? >・他人同士だっていい親子に十分なりうると信じています。じゃなきゃあ、夫婦愛や師弟愛、友情愛は成立しないでしょう。 ----- そうなんです。 ただ、一方で他の場所で書き込みがあったんですが、日本では未成年の子供を養子にすることは大変なようです。 完全な親子と同等の権利を得ようとしたら、家庭裁判所の審判が必要になるようです。 それも改善の余地があるかもしれません。 (2011年01月15日 10時27分33秒) |