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カテゴリ:勝手に観光案内
日光レークサイドホテルに泊まり(前回までの記事をご参照くださいませ)、涼しく清々しい朝を迎えました。起床6時30分。
いつもの温泉宿宿泊パターンならこの後朝風呂に浸かって朝食…というのが私のお決まりパターンなのですが、今回はせっかく中禅寺湖の畔に泊まってるので、朝食前に散歩に出ました。 中禅寺ダム・中禅寺湖 _01 posted by (C)Traveler Kazu ホテルを出ると、この場所です。 日光に観光でよくお出でになる方には、おなじみの交差点でしょうね。 「第2いろは坂」の終点の交差点です。左折すると、中禅寺湖北岸から竜頭の滝、戦場ヶ原を経て、奥日光湯元、そして金精峠を経て群馬県沼田市にへ至ります。右折すると、「第1いろは坂」を下り日光市街へ戻ります。 手前の橋付近から川面を眺めると、こんな設備があります。 中禅寺ダム・中禅寺湖 posted by (C)Traveler Kazu 県営中禅寺ダムというダムです。 「ダム便覧」などによると、目的は洪水調節、河川流量維持、発電とのこと。 見えているこのちっちゃな堰堤が、人工物としての中禅寺ダムのすべて。 中禅寺ダム・中禅寺湖 _02 posted by (C)Traveler Kazu 有効貯水量は「22800千m3」とのこと。ちっちゃなダムの割に数値が大きすぎ。 そう、天然の湖である中禅寺湖そのものをダム湖として利用しているのです。そう考えると、超大規模ダムですね(笑)そして、現代風に言えば「コスパ」に優れたダムか 中禅寺ダム・中禅寺湖 _03 posted by (C)Traveler Kazu 川を渡って、道路を右折。 すぐ、中禅寺温泉バスターミナル(2枚目の写真の上部に写っています)と、その隣接地に「日光自然博物館」があります。 その先、右手に分け入ると… 中禅寺ダム・中禅寺湖 _04 posted by (C)Traveler Kazu 怒涛の滝の音が… 超巨大… 中禅寺ダム・中禅寺湖 _06 posted by (C)Traveler Kazu 日本三名瀑、国指定名勝「華厳滝」であります 落差97m、いずれ鬼怒川を経て利根川に至る「大谷川」のスタート地点であります。 …中禅寺湖~華厳滝の上までは「大尻川」というそうです。知らなかった。 朝早く、人っ子一人、サル一匹いない静寂の中に、瀑布の水の音だけが轟音を轟かせています。 また、朝日が滝に当たって、昼間では見られない光景でしょう。 この時間、「華厳滝エレベータ」は営業時間前で、駅舎の脇から行ける無料の観瀑台から撮影しました。滝壺の方が見えませんね。 「華厳滝は水量が調節されている」との情報を耳にされている方も多いと思います。 その水量調節を司っているのが、冒頭でご紹介した「中禅寺ダム」なのです。 いきなりダムを紹介したのはそういう訳でした 中禅寺ダム・中禅寺湖 _07 posted by (C)Traveler Kazu 日中は大勢の観光客でにぎわうであろう「華厳滝エレベータ」駅舎も、この時間は静まり返っていました。
さて、この先は「いろは坂」に至ってしまうので踵を返し、湖畔のほうへ行ってみました。 以下、次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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