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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
秋田県・大館市や小坂町から十和田湖を目指すドライブ
県道2号「樹海ライン」を抜けて、目的地の発荷峠(はっかとうげ)頂上へ到着しました ぶらぶら日:2017年5月3日 夕闇迫る十和田湖 国内12位の湖面面積を持つ、国内屈指の有名な湖です。 (最大水深も、田沢湖の陰に隠れて案外知られていないが、国内3位) この湖には、「中山半島」と「御蔵山」の2つの大きな半島が突き出ているので、主要観光ルートとなっている南側から全体を見渡すのは困難です。湖面から200mほど標高を上げてきているこの発荷峠からでも、全体の半分も見渡せません。 この湖は火山の河口に水が溜まってできた「火口湖・カルデラ湖」です。周囲の山々は外輪山を形成し、全体が「十和田カルデラ」となっています。西暦915年(推定)に、国内では過去2000年間で最大の噴火を起こした火山とされ、火砕流は米代川方向に流下。これが「三湖伝説」(八郎潟の八郎太郎と田沢湖の辰子姫の仲をめぐる伝説)のもとになったと言われています。 現在も「活火山」とされ、昨年(2016年)より気象庁の常時観測火山に指定されました。 湖の奥、遠方に見える雪を頂いた山は、青森市の八甲田山です。 国道103号線を鹿角市大湯から登ってくると、あるいは、県道2号樹海ラインを小坂町小坂鉱山から登ってきて国道103号に合流すると、交差点のちょっと先、左側に駐車場と売店がありまして、そこにより高いところから見晴らす展望所があります。 非常によく見晴らす展望台でございます。 1枚目の写真も、ここから撮りました。 連休中ということもあって、県外各地から大勢の見物客が訪れていました。 キャンピングカーもいましたね。 屋外は寒い方には、屋内展望スペースもあります。 国道103号線は、発荷峠から十和田湖畔までの比高およそ200mを、ヘアピンカーブで一気に下っていきます。国道103号経由の場合、外輪山を一気に登り・一気に下るという高低差を体感できます(大湯側は谷底を走り眺望が利きませんが)。下りきった先が「和井内」の交差点となります。 発荷峠から、十和田湖観光の中心地「休屋」まではおよそ15分のドライブです。 展望所から国道を渡った向かい側には、昔からの定番記念撮影スポットがあります。 発荷峠を昔訪れたというご年配の方なら、こちらで写真を撮った思い出がある方が多いのではないでしょうか。展望所には、湖と一緒に写せる「発荷峠」の標柱・看板類はないので、記念撮影はこちらの方が向いていると思います。 暗くなってきたので、湖畔には下りずに大館方面へ戻ります。 次回は別ネタにしますが、それ以降、大館市で見つけた小ネタをいくつか紹介致します。 十和田八幡平国立公園 発荷峠(はっかとうげ) 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字生出 (市町境が入り組んでいます) 列車・バスでのアクセス 現在、公共交通はありません(路線バス十和田南線は廃止になりました) 秋田県側からの場合は、JR花輪線鹿角花輪駅から大湯まで、JR奥羽本線大館駅から小坂町まで路線バスで来て、それから先はタクシー利用となります。通過するだけなら、小坂町~十和田湖間の観光乗り合いタクシーがあるそうです。小坂町へ問い合わせを。 青森県側からの場合は、JR東北新幹線の八戸駅か新青森駅から路線バスで十和田湖休屋(JRバス十和田湖駅)まで来て、それから先はタクシー利用となります。 マイカーでのアクセス 東北自動車道【49】十和田で降りて国道103号線を十和田湖方向へおよそ30分。 または、【49-1】小坂で降りて県道2号樹海ラインを十和田湖方向へおよそ30分。 八戸自動車道【6】八戸より、国道454号線(新郷村)経由で2時間前後。 第二みちのく有料道路(八戸道の延長)【8】下田百石より、国道45号・102号・103号(十和田市・奥入瀬渓流など経由)で、やはり2時間前後。八戸ジャンクションでは「三沢方面」分岐へ進んで下さい。 「樹海ライン」ドライブみどころ 小坂鉄道レールパーク・明治百年通り 名瀑「七滝」 笹森展望所 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月17日 14時28分57秒
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