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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
仙台2日目は、午前~午後にかけて本来の用事(旅要素なし)を済ませました。
その前に仙台フォーラスにオープンした鉄道模型とグッズのお店「ポポンデッタ」に立ち寄りました。 余計な荷物をコインロッカーに入れようかと仙台駅構内へ。 しかしJR仙台駅のロッカーは早くも満杯。 右往左往した挙句、あっ!…地下鉄仙台駅に行くと、果たして、空きが沢山ありました。 さて、用事を済ませ、再び仙台駅。 特にフリー切符等ではないので、念のためSuicaのオートチャージを設定し、入場。 仙台からは、一旦、石巻駅へ向かいます。 仙台から石巻へ鉄道で向かうには、古くから「仙石線」が主流でしたが、震災復興を兼ねて東北本線と仙石線を直通する「仙石東北ライン」が開業し、一気にそちらに流れた感があります。 仙石線は仙台(あおば通)~石巻を、仙台湾~松島湾の海岸沿いをなぞるように走る電車路線で、もともと私鉄だったことからカーブと駅が多く、さらに首都圏のお古の直流電車が使われているので、国鉄時代には「最北の国電」とも言われました。現在は先々代の山手線車両が改造されて走っています。 仙石東北ライン 石巻 01 posted by (C)Traveler Kazu 東北本線 仙台 仙台駅では、地上にある「東北本線」のホームに発着しています。 仙石東北ラインで運行されている車両は、すべて新型ハイブリッド気動車(ディーゼルカー)「HB-E210」という形式の車両です。2両一組で、2両または4両で運転されています。 これは、仙石線は直流電化なのに対し、東北本線が交流電化のため。 交直両用車両という技術も存在しますが、色々な条件により、新設された連絡線を非電化として車両はディーゼルで運行するということに落ち着いたようです。 プリウスと同じで走り出しは静かですが、ちょっとスピードが出るとエンジン音がします。 仙石東北ライン 石巻 02 posted by (C)Traveler Kazu 「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」などと同じく、「仙石東北ライン」という名称は、列車の運転系統を表す通称で、正式な路線名ではありません。仙台~松島は「東北本線」、高城町~石巻は「仙石線」です。そして、松島駅の仙台方・高城町駅の仙台方で両路線がほぼ隣り合って並走している地点に300mほどの非電化の連絡線が新設され、直通運転がなされています。 この連絡線は東北本線の支線扱い、分岐部は松島駅の構内扱いとのことですが、松島駅のホームにかかる前に枝分かれしてしまうため、仙石東北ラインの列車は松島駅のホームは通りません。 松島観光に行くのに仙石東北ラインに乗ってしまった場合の対処法は、高城町駅で降りて、仙石線のあおば通行きに乗り換えて、次の駅「松島海岸」へ向かうことです。「仙台近郊区間」のためきっぷは基本的にそのままでOK(フリーエリアが松島・松島海岸までのフリーきっぷの場合は、現地で尋ねて下さい)。 また、ホテル「松島一の坊」や「オルゴール博物館」などはむしろ高城町から歩くと良いでしょう。この場合、きっぷは精算する必要がある場合があります。 仙石東北ライン 石巻 03 posted by (C)Traveler Kazu 車両は片側3ドアで、室内はセミクロスシートになっています。電車の「E721系」と同じような車内です。床面の高さを仙石線内の「電車ホーム」に合わせてあるため、仙台駅ではホームと車両床面との間に段差ができています。 仙石東北ラインに乗車した主目的としては、「どこか(特に内陸移設区間)で走行写真を撮りたいな」というのが目的でしたので、全線、運転席の後ろで「かぶりつき」しながら撮影ポイントを探しました。 「連絡線」に興味があったというのもありますね。 連絡線を通過して仙石線に入った途端、レールが目に見えて細くなりビックリ 仙石東北ライン 石巻 04 posted by (C)Traveler Kazu そんなわけで、1時間少々で石巻駅に到着 飾りが多い石巻駅と、駅周辺(本当に周辺だけ)を見て、折り返しで再び仙台方面へ向かいました。 次回は、石巻駅の「駅と駅周辺」をご紹介します。 本当に「周辺だけ」です…。
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拙は仙石線の駅の多いところ、なんか好きでした。
(2017年07月07日 23時25分39秒)
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