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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
前回に引き続き、2018年・鳥海山五合目秋の風景をご紹介いたします。
現在は雪に閉ざされております。 ゴールデンウィーク頃にはまた訪れることができるようになるでしょう。 鉾立展望台 鳥海ブルーライン最高所「鉾立」の駐車場から、登山道兼遊歩道を10分ほど登ったところにある展望台です。 ここまでならば、登山届は不要です(ただし、道から絶対に外れないように)。 笹薮と低木に囲まれた遊歩道兼登山道を登ってくると、不意に現れる展望台です。 鳥海山の眺望スポットの多くが海のほうを眺めるのに対し、この展望台は、山を眺める展望台となっております。 一段高く盛られているので、周囲を遮るものはほぼありません。 山に向かって右側に巨岩があるくらいです。 雪解けのシーズンには、雪解け水による滝が見られるかもしれません。 秋は水量がなく、沢もほぼ干上がっています。 登山道の先のほうを望遠しました。 低灌木が広がる気持ちのよさそうな山です。 行ったことはありませんが、稜線の向こうには火口湖である「鳥海湖」があるはずです。 あそこへは、十分な装備を整え、登山届を提出して向かいましょう。 たぶん、展望台周辺で撮った写真だったと思いますが、庄内浜が霞の中に見えました。 光り輝く大きな川は、最上川の河口で、あの辺が山形県酒田市です。 奥(南)の山々のシルエットが、負けじと雄大。 あの山の向こうは「あつみ温泉(温海温泉)」そして新潟県となりますね。 おお、雲がすっきり取れて、 標高2236mの山頂(新山、七高山など)がくっきりと姿を現しました 地元の高校では、全校登山で山頂まで行くと卒業生から聞いたことがありますが、今もやっているのかな? 山頂には鳥海山大物忌神社があります。出羽国一宮であります。 山頂部から北北西の仁賀保高原方向に向かっては、山体崩壊を起こした跡の巨大なえぐれがあります。 ここ鉾立からは手前の稜線(=えぐれの縁)があるため見えず、現在では森林が発達していますが、鳥海山を北側からじっくり眺めるとわかります。 ふもとで行われた高速道路工事では巨大な埋もれ木が発見され、話題になりました。 ちなみに…秋田県民歌の歌詞にもなっている「秀麗無比なる鳥海山よ」なのですが、山頂一帯は山形県です(汗) Wikipediaの記載によると、修験者の縄張り争いから矢島藩(秋田側の小藩・厳密には当時交代寄合であった)と庄内藩(鶴岡)の対立騒動となって、結局は幕府が裁定を下したということです。 山体崩壊の件も、県境の件も、google mapで一目瞭然!
さて、駐車場へ降りまして、別の角度からまた眺めてみました。 復路に撮った写真も含めて、以下、次回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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