カテゴリ:野垂れ死に的生活行為
浄瑠璃、って何かな?と思って調べた。
ネットは便利である。 いえ、全くさっぱりわけが分からない、ってえわけじゃあなかった。 浄瑠璃、、瑠璃(石、青いキレイな)の更にキレイな(浄)、くらいは 分かるが、 そして、浄瑠璃寺、ってのもあること、知っているが。 浄瑠璃物語、というのがある事、知らなかった。 この、ストーリーテリングを、琵琶などの伴奏でやっていたらしく、 それに、三味線がついて、華やかになって、(三味線は中国から渡来の楽器) 人形も付いて、更に大掛かりになり この人形劇を通称、人形浄瑠璃と呼んだ、、ということである。 文楽、となっているのだから、 音楽、と言葉のルーツは似たようなものではないだろうか。 リリック(歌詞、声楽)の方に傾いた芸能、ということか、、 それなら、 ミュージカル、も同じじゃん。(笑) エロス(生きると言う事への根源的欲求としての)への貢献が見られません。 だから、意味はありません。というご意見は外れているのではないか。 美女と野獣には、ドキドキするものがあるから、これは 意味があり、 浄瑠璃物語にはそれがないから、、ってのは良くない選択である。 私たちには、発掘、再現も含めて、こういう古典芸能を楽しむ権利が あるのではないか。 そんな時に、ひたすら愚直?に、口伝でしか伝わっていない芸能が 大事にされている、それを鑑賞できる、、というのって、貴重な事じゃないの? はさん、そう思われませんか? 日本の文化予算はフランスのそれの100分の一!だというではないか。 市営地下鉄の職員給与の問題について、 あまりにも貰い過ぎだから下げよう、というご意見について、、 あたしは、そりゃ、不公平だ!とは断じる事すぐには出来ないが いろんな研究をしてそういう結果結論を得られたのだろうと コストカットの御苦労に敬意は表したい。 その浮いた予算を、100分の一しかない文化予算に回して下さるのであれば なおさら、彼は若いが分かってると、評価がまたぐんと上がったかも。 だけど、 地下鉄で働く人の給料と、 人形浄瑠璃の給料と、(人形そのものの管理料かも、、) 同じような、態度でコストカットしようとしているように見える。 鑑賞後の発言が、これまた、ちと、辛い。 ウチの近所に、池尻神社、ってのがあって、 江戸時代からこの人形浄瑠璃がこの境内で演じられている。 ローカルな、鄙びた、地味な、と形容詞を10個つけてもまだ雰囲気が表現できないほどの、まあ、はっきり言うと、何を演ってるのかさっぱり、、というようなものだけれど (私にとってはです) 多くの方が、その保存に熱心で、年に数度は鑑賞が可能。 なんだか、わからないけど、、でも大事。ってえ感じ。。 これこそが、文化なんじゃないか? 食べ過ぎで肥えて出来たお腹の脂肪と、 骨髄とは、違うのだ。 そこんとこ、良く考えて欲しい。と思う。お若いの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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