カテゴリ:補助的生活行為
こないだの女性委員会は、公衆トイレを解剖する、というテーマだった。
そもそも、この委員会のメンバーになった経緯が、あたしの場合、トイレから始まっている。 市内、ある公共施設のトイレの場所が、 その建物のプラン上、地域特産品販売スペースに並んで、直にトイレのドアがあるので、 (食品類の売台があり、途切れて、トイレドアがあり、そしてまた売台、という感じ) アンモニアの臭気が気になったから、市長に直接お話した。 徹底掃除で、なんとかこの臭気を撃退できるのではないか、という意見を言ったことで、 (やればできるじゃん) 事態は解決の方向に向かったので、住宅設計にかかわっていたキャリアも功を奏し、 以来、公共のトイレに関心が向くようになった。 その他にも、折に触れ、市長に、、という感じであったが、 (トイレの話ばかりではありません) ある時、女性委員会のメンバーに、とお誘いを受けたのである。 前回で、半年経過。ほぼ月に一度なので個別のテーマが挙げられる。 トイレの課題は、便器ではトップのメーカーさんの開発担当の方が2名、講義をして下さる。 非常に有益なひと時、満足である。 市の、公共トイレ事情は、あたしには、満足、とは言えないので、 引き続き、勉強して行きたい。 いろんな話が出るので、大幅に会議の時間が延長になったが、 その中で、、 2点、気になった事がある。 一つは、、和式トイレと小学校の問題だ。 なかなか、洋式化が進まない。 進まない理由の一つに、洋式にする事に反対意見があるらしい。 それはどういうことでしょう?とお聞きすると、 「子供たちが大きくなった時に和式に出会うとして、その時に使用方法が分かっていた方が良いから」というものだった。 はー、そうですか。としか言えなんだ。 じゃあ、保健体育科なんかで、10分ほど実演しておけば、もしくは、ヴィデオを見せれば?とか思ったが、言わなかった。気持ち、というか、意識乖離甚だしい。 それより、住宅内トイレの洋式化が95%以上となっている現在、 わざわざ、通学する小学校に異形のトイレを設置して、排便できないと泣いて帰る子供がいることの方がずっと問題ではないのか。 排便教育のために、小学校があるのではない。 それとも、、排便教育も必要なのだろうか。。 なんかヘンだなあ。 今一つは、出席のある委員さんから聞いた話であるが、 市内のある自治会内でのイベントとして、 便器を素手で洗うワークショップ(ハイカラに言ったけど何だかそんな行事)があったそうだ。 即座にあたしは、軍隊教育を想起した。 (戦争を知らない世代であるが、父にそういう事を聞いていた) めちゃ、昭和やん。 今の時代、特にコロナ以降、🍙だって、手袋はいて作る時代だよ。 付随して、その話が出たときに、それはちょっと、、と言う方(市民)が居なかったのか?という疑問がわく。 確かに、排せつ物も、言ってみればもう一方の出口から出るものなので、 避けて通れるものじゃない。 循環と考えればどうってことない。 あくまで、個別案件としては。 だけど、 その問題を、ワークショップ、つまり不特定多数の使用する設備を利用して 体験(素手掃除)までさせていいものか。強く疑問に思うものであります。ハイ。 日常会話でない場に出かけて、情報交換をするのは、本当に勉強になる。 感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月28日 07時14分34秒
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