目からうろこのホヤ
ようこそ、お越し下さました。まったく、ブログ更新の怠けの常習犯となっています。日々、忙しいことも原因しているかな。行政区の役員をやっているせいも?やはり、シーズンの準備が主原因か。宿泊予約も順調に入り出し、なんか、せわしない日々を過ごしております。さて、海鞘(ホヤ)。私のホヤとの出会いは25年くらい前の、埼玉県から宮城県仙台市に仕事の関係で移住した時からか。初めて見るホヤに、新鮮な驚きを見ました。海の蛸と書くように、まるでタコの頭。味はというと、ちょっとほろ苦く、何とも変わった味だ。「どうだ、おれなんか毎日10個は食ってるぞ」と、友人は言っていた。私と言えば「嫌い!」とは言うまでもないが、好んで食するものではなかったように記憶する。初体験がこうだったから、今日まで苦手意識でまったく食べなかったかな。ところがどうだ、この度当方の漁協が深い所での天然ホヤ漁を業者に許可し、そのおすそわけで、企画寸法に漏れた天然ホヤをたくさんいただいた。そして食した。それが何ともなんとも、旨いんです。ほろ苦さはほとんどなく、これほど網地島のホヤは旨いのかと、驚き桃の木山椒の木でした。カミさんも私と同じホヤに対してのイメージを持っていましたが、なんと食べるは食べる、見ている私の方が驚きでした。同じ天然ホヤでも、獲れる場所でこうも変わるものなのか。ここ数日のペンション晴耕雨読のお造りと、会席料理の最後を飾るご飯ものです。左から、ヒラマサ、スズキ、アワビ、蒸し海鞘、ウニとなってます。ホヤの生も美味しかったが、蒸し海鞘にすると、マナより食べやすくなります。この日は海鮮丼です。スズキ、ウニ、いくらです。飲んだ後、さっとシャリを胃の腑に落とすと、よく朝の目覚めが清々しい。