所詮 居酒屋レベル 「ビストロ ます家」
渋谷の道玄坂小路にある、「ビストロます家」です。もともと立ち飲み屋さんとか居酒屋を各地に展開する「フロンティアグループ」のお店です。店舗展開的には、初の洋食系ワインバー系と言うところですが、どうやっても、所詮 居酒屋レベルのお店でした。まず、感じの良い応対で、席に案内され、カウンターに。スタッフの皆さん笑顔で仕事をしてる、いい感じです。最初に、ワンリストを見てびっくり!とにかく安い。私が、購入するような、市場価格+2千円ぐらいです。ハートのマークで有名なカロンが1万円ちょで飲めるお店を私は知りません。輸入者設定の定価+約1,050円で販売しているとの事。おそらく、東京で一番ワインが安く飲める飲食店です。シャトーボーモン2007年 を注文しました。テイスティングは断ったので、そのままサーブされました。ボトルが目の前に置かれると、2008年です。ワインリストには、2007年と書いてありましたが、2008年が出てきました。ビンテージ的には、ボルドーの2007年よりは、2008年の方ができがよいので、その部分で文句ありませんが・・・ボトルのエチケットを見せて、こちらでよろしいでしょうか?との、いつもの確認はありましたし、それで、了承してしまった後ですが・・・でも、ビンテージが異なる事を確認されたわけではありません。リストと異なるビンテージのワインを平気で持ってくるお店なのです。さらに、この、キャップシールのカット位置。せめて、ワインのあけ方ぐらい知っていて欲しい。ワインを鉛シールに触れさせないために、下の部分で切るのが常識。このシールの下には、ワインの正しい熟成過程でカビが生えたりもしますし、鉛にワインを触れさせないという、基本中の基本です。カラオケBOXや、学生の集まる居酒屋なら文句は言わないが、「ビストロ」とか、「ワイン酒場」との、ワインを看板にするお店としては許せません。そして、そして、最大の欠点は、いまどきこの都会で分煙すらされてません。カウンター席で、隣の席で、プカプカタバコふかしています。ワインを売り物にする店が、ワインや料理の香りの邪魔をするタバコOKの店とは台無しです。せめて、喫煙スペース作ってとか外で吸ってもらいましょうよ!所詮、居酒屋レベルのお店で、「ビストロ」を名乗るに値しない店。今後、改善されるか期待しています。「シャトー・ボーモン 2008」 3,980円市場価格は、1,600円から2,000円ほどです。市場価格 x2倍ですから、普通の飲食店レートです。このワインは、ボルドーの優等生の飲みやすいワインですから、もちろん美味しく戴きました。「ハモンセラーノ」 924円あまり熟成していない鮮やかなピンク色のハモンセラーノ。熟成しているのは、もっと色が濃いのだが、若いいまいちな代物。「カルパッチョ5点盛り」 818円これは、うまい。ビストロレベルにまともに出来上がっている。「レバームース」 525円特筆すべき点はないが、普通のレベルのレバーパテ「生ベーコン」 609円これは、ベーコンが、そのまま出てきました。変わった特別のチップで燻されているわけもなさそうな普通の未調理ベーコンです。「鶏ぼんじりガーリック」 525円まあ、この辺は、さすが居酒屋メニュー うまいです。写真撮りませんでしたが、「生ワイン」(578円)と言うのがありまして、赤も白も飲みましたが、美味しくなかったです。説明をチラッと聞きましたが、美味しくなかったので、何が「生ワイン」なのかすっかり、忘れました。-----------------------------------------ビストロ ます家東京都渋谷区道玄坂2-25-17 小島ビル1F03-6416-1524 http://www.frontier-one.co.jp/bistro_masuya/