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カテゴリ:旅行
 高松旅行、三日目。アートの島、直島に宿泊。宿のおかあさんが文楽好きで。友人の一人も文楽好きで、話が大いに盛り上がる。おかあさんは実際に、三味線の練習をしているそうで。

 地元のおかみさんたちと練習して。年に数回、文楽の公演をしているとか。昨年の夏は浜辺で、重盛を演じたとか。地元の船大工さんが、船の舞台を作って。浜辺で演じられる文楽。75歳と聞いたけど、元気なおかあさん。

 宿を出てから、地中美術館へ。安藤忠雄が設計した美術館で、地上に出ている構造物はコンクリートの輪郭だけ。地中だけで構造体が構成されているという美術館。チケットを購入するのにも整理券が必要。しばらく時間があったので、車で本村港へ。

 この辺りは、家プロジェクトといって。昔からの民家と現代美術が融合しているらしい。車を置いて、街中をブラブラとそぞろ歩き。時間が来たので、いよいよ地中美術館に。美術館自体がアートしていて、おもしろい。

 展示物としておもしろかったのは、ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」と「オープン・フィールド」。「オープン・スカイ」は、地下から切り取られた空を見るという作品。「オープン。フィールド」は、不思議な光の空間に入り込むような感じ。アートというよりも、テーマパークのアトラクションみたいで楽しい。

 ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノータイム」という作品は、階段の上に直径2.2mの球体と金箔を施した木製の柱で構成された作品。なんかガンツの球体みたい。球体に自分たちの姿が映っていて、不思議な空間。かみさんと一緒に球体に映る自分たちの姿を見て楽しみました。

 フェリーで高松に渡って。香川県立体育館を探して、行ってみる。別に体育館で何をするというわけではなく。この体育館の設計者が丹下健三だと聞いたから。

 ジョージナカシマ記念館で説明してくれたおじさんの話によると。東京オリンピックで代々木体育館を設計することになった丹下さんは、柱を使わない張力構造で体育館を作ることに悩んでいて。それを聞いた香川県の知事さんが、「だったら香川県の体育館で試してみれば」ということになったとか。

 そういうわけで、香川県立体育館は代々木体育館と同じ張力構造。同じ時に完成した、言わば双子の兄弟。実際に行ってみると。確かに、すごい迫力。遠くから見ただけで、存在感を主張している。東京オリンピックの前年の1963年に、BSC賞という建築界の賞を受賞したそうです。

 次は、香川県庁へ。この建物も丹下さんの設計。コンクリートなんだけれど、和風建築のようなテーストを持った建築。見たら、昭和33年に建てられた建物。自分と同じだけの年齢を重ねてきた建物に、なんとなく親しみを覚えました。

 香川県立体育館や香川県庁を普段使っている人は、その建物を誰が設計したかなんて気にもかけないだろうし。丹下健三という名前を知っているかどうかもわからないけれど。それでも、それらの建物は他の建物とは明らかに違う雰囲気を醸し出している。建物の持つオーラみたいなものでしょうか。

 高松空港に行く途中で、最後のうどん。フラッと入ったお店なんだけれど。うどんがおいしい。さすが香川。名のないお店でも、うどんはおいしい。と思ったら、しっかりガイドブックに載っていました。

 空港で、かみさんとジャコ天、おでんを肴に、金陵のしぼりたてを二合飲んで。いろいろなアートや建築物を見て。たくさん食べて、たくさん飲んだ高松旅行も、これでおしまい。


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Last updated  2011.05.02 09:59:41
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