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カテゴリ:松本山雅FC
 J2リーグ第39節。ニッパツ三ツ沢球技場で、横浜FC対松本山雅FC戦を観戦。今回は、お母さんとかみさんと自分の3人で松本山雅を応援。かみさんは、2012年の松本山雅がJ2昇格したときの最初の東京ヴェルディ戦と今年のHomeでのJEF千葉戦以来。3度目の松本山雅戦の観戦。お母さんは初めての松本山雅戦の観戦。

 松本山雅FCは7位。プレーオフ圏内の6位には徳島ヴォルティスがいて。その差は、わずか勝ち点3。プレーオフ進出のためには、絶対に負けるわけにはいかない。ニッパ球には、たくさんの松本山雅サポーターが駆けつけて。その数は、横浜FCのゴール裏よりもはるかに上回っている。この試合に賭ける、松本山雅FCの熱い気持ちが伝わってくる。

 松本山雅のフォーメーションは、3-4-3。スターティングイレブンは、GKに村山。3バックは、飯田、多々良、犬飼。ダブルボランチに、ユン・ソンヨルと喜山。SHは、右に玉林、左に安倍。1トップに塩沢。2シャドウに岩上と船山。少しづつではあるけれど、ようやく松本山雅FCの選手の名前を覚えられるようになった。

 横浜FCは、黒津勝とカズの2トップ。黒津はフロンターレにいた選手なので、自分は思わず拍手。周りは山雅サポーターばかりなので、微妙な雰囲気。カズの名前がコールされると、山雅サポーターからも拍手。こういうところが、山雅サポの温かいところ。サブスティテュートで渡辺匠がコールされて拍手。山雅サポからも拍手される。渡辺匠は松本山雅から横浜FCに移籍したけれど。昔はフロンターレでプレイしていたので、自分にとっても懐かしい名前。

 試合開始から主導権を握ったのは、横浜FC。セットプレイが何度も続く。ここで失点してしまっては、元も子もない。しかし耐え忍んで、前半15分。岩上のクロスを塩沢が決めて先制。試合開始後にかみさんに話したんだけれど。松本山雅は、岩上祐三を入れてから攻撃の幅が広がっている。ロングスローがある。CKがある。正確なクロスがある。岩上がボールを持つと、何が起きるんだろうとドキドキする。特に岩上のロングスローは、CK並みの脅威がある。

 38分に、キングカズがヘディングでゴール。カズのスタメンにも驚いたけれど、このヘディングゴールにも驚かされた。これが46歳、Jリーグ現役最年長なのだからびっくり。久しぶりのカズダンスも見れて。驚いたのは、このカズのゴールに山雅サポが拍手していたこと。前半は1-1で終了。

 後半7分、ショートカウンターから塩沢が2点目。スタジアムは「塩沢ゴール、ララララ。今日もゴール決めちゃって」のチャントで盛り上がる。このショーとカウンターは見事。21分、阿部巧に替えて、飯尾竜太朗。システムを4バックに変更。24分には右センターライン付近で岩上がFK。犬飼がヘディングでつないだボールを、最後は飯田真輝がヘディングで決めてゴール。これで3-1。

 30分、塩沢に替えて長沢駿。長沢は背が高いのでポストプレイヤーなのかと思ったけれど、あまり活躍するシーンは見られず。アディショナルタイムになって、ユン・ソンヨルに替えて、小松憲太。試合終了のホイッスルと同時に、歓喜する松本山雅サポーター。徳島ヴォルティスがアビスパ福岡に1-0で敗れたため、松本山雅FCは勝ち点で徳島ヴォルティスと並ぶことに。いよいよプレーオフが見えてきた。

 試合終了後、お母さんが松本山雅のサッカーを評価。別に印象を聞いたわけでもないけれど。「涼しくなったせいなのかしら。松本山雅の選手が、最後まで走るのがすごかったわ。誰も足が止まらないもの。フロンターレなんて、最後、走ってない選手がいるもの」。まさか山雅の試合を見て、フロンターレ批判されるとは思わなかったけれど。

 でも、お母さんの分析通り。ただ違うのは、涼しくなったからこのサッカーができるわけではなくて。夏の熱い最中でも、最後まで走る、最後まで戦うサッカーをするのが松本山雅FC。チームの47ゴールのうち、実に13ゴールが試合終了間際の15分に決めている。そういうチームを作り上げた反町監督の凄さだと思う。サッカーの世界では残り15分で大きく点数が動く。その残り15分で戦える、勝負を決めることができる。それが松本山雅FCの強みだ。

 試合終了後のインタビューで、反町監督はこう語っている。「今日の試合はたまたまできた訳ではありません。これがアフリカの暑いところであろうと同じようなことができますから」。監督のこの言葉には、そういうトレーニングをしてきた、そういうチームを作り上げてきたという自信がうかがえる。

 かみさんの感想は、「前見たときよりも、確実に強くなってきているよ」。自分も試合を見ていて、そう感じていた。選手が自信を持ってプレイをしている。プレッシングをかけて、ボールを奪ってからが早い。もちろん選手個々のスキルを見ると、「ここに出すのか」といったパスがあるけれど。それでもチーム全体の力が上がっているのは確か。

 3人の評価で共通していたのは、やはり松本山雅サポーターの力。松本山雅サポーターの温かさ。Awayでありながらもあれだけのサポーターを集めることができるのは、やはりJ2屈指。Homeとまったく変わらないスタジアムの雰囲気を作り上げて、選手たちの背中を後押ししている。松本山雅FCの試合を初めて見たお母さんに、「また観に来たいわね」と言わせる試合。「どうせJ2なんでしょ」とタカをくくっていたおかあさんが、「最後まで走るのが凄いわ」と評価を変える試合。それが、松本山雅FCの魅力。このチームは、発展途上。まだまだ強くなれる。





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Last updated  2013.11.04 13:36:18
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