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いつまでも…二人で

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2023.04.18
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カテゴリ:思うこと
今から8年前

夫とこのホテルに逗留するようになったのは
夫が仕事の関係でこの街に3日間滞在しないといけなくなり
私も一緒に来ることにしたのがきっかけでした

お昼の間は、私一人でしたので
あちこち歩きまわって、時間をつぶしていました

その時に、お昼に立ち寄ったお店のランチが美味しくて
いつか、夫と一緒に行こうと思っていたのに見つけられないままでした


でも、今年の一月にこちらに来た時
たまたま散歩をしていた時、偶然に見つけて

嬉しかった!!!


その時は夕方で、ランりタイムは終わっていたので
この次こそ、食べようと思っていたので

今日、行ってきました(^▽^)/


一階にも席がありますが、2階が広々としていて趣があります






8年前とメニューも変わっていませんでした




ワンプレートに、サラダ・ミニグラタン・ポテトサラダ・トマトスパゲティ・エビフライ・白身魚のフライ、ご飯とお味噌汁

食後のコーヒーが付いて950円でした

一つ一つのお料理が美味しくて
8年前の記憶が、綺麗に蘇ってきて・・・

このままホテルに戻れば
夕方には夫が戻ってくる・・・そんなわけないのにね

ついつい、そんなこと考えてしまう

8年前に、ワープして思い出の中にいるような
最近よく感じる、感覚です






ホテルに戻ると
もう五月人形が飾られていて





4年前に、クルーズで寄港したときもこのホテルには
五月人形が飾ってあったなぁ・・・




ホテルの玄関の花も春らしくパステルカラーで淡い感じです




街もお花が溢れていて
気持ちの良い日なのですが・・・





この町の風景の中に
夫との思い出がいっぱいで
景色に重なって、思い出が映し出されているような
不思議な感覚にとらわれます

ホテルの窓から、海の近くを散策している人達を
ぼんやりと眺めていると、

そうなのです


夫の姿を、ズーーーと探しているのです


この感覚は、これからもずっと続くのでしょうね・・・
何年か経てば収まるというものではなく
悲しいとか、寂しいとかではなく
違和感のようなもの

頭でわかっているのだけれど
本能が理解できないような・・・

体の一部を、病気やけがで失くしたような感覚に近いのではないかと思います

配偶者やとても大切な人をなくすということは
今までと生き方が変わるということで

その環境に慣れればよい、というものではなくて
違う環境での戸惑いや、前の環境への愛着のようなものは、ずっとなくならないのだと思います


だから、私は永遠に夫を探し続けるのでしょう
いないとわかっていても、本能や魂が必要としている限り
無意識に探し続けるのでしょう


少しずつ、なんとなくわかってきました
だから、どうするという答えなんかないけれど

私は、きっとこの生を終えるその時まで
夫のことを待ち続け、探し続けるのでしょう

死別とは、そういうことなのかな、と
今日、思い出の地を散歩しながら思いました






今日もご訪問、ありがとうございました<m(__)m>


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最終更新日  2023.04.18 21:47:27
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