いつまでも…二人で

夫の三回忌法要は、先月に終えましたけれど
今日は祥月命日なので、法要を済ませた時のお命日はどのようにすれば良いのかを住職さんに聞いておかなかったので…どうすればいいのかな、と分からない一日を過ごしました

とにかく、夫の好きな物を用意しようと思って朝堀タケノコを買いに行って
タケノコご飯を炊くことにしました

それと大好きだった、仙太郎さんのお菓子をお供えして
昨年よりは、心のヒリヒリ感が和らいでることを実感しながら過ごすことができました



タケノコについている土が、まだ湿っているほど鮮度の良い朝堀タケノコを買う事ができました






灰汁抜きのために20分ほど茹でて、そのまま冷ました後、冷水に浸けておきました






以前、ブログで紹介しましたトースターパンで
タケノコご飯を一合、炊きます
濃い目に採った出汁とおアゲさんと細かく刻んだタケノコで





ふっくら美味しそうに炊けました








夫の大好きだった春を告げるタケノコ
今年も、炊きましたよ…と報告して一緒に食べました
多分来年も再来年も…タケノコご飯は炊き続けると思います




昨年に比べれば

ほんの少し落ち着いて
タケノコの下処理や、お料理を楽しみながら作ることができたように思います

昨年の、無我夢中で必死で立っていたような『力み（りきみ）』が無くなり
ほんの少し自然体でいれたように思います

でも、ふと夫の言葉を思い出して
発作的に嗚咽を伴って泣き出すこともありました

でも、これは慢性病と同じだと思うことにします

独りになったという事実は変えられないのだし
二人だからこそ楽しかったことが多すぎるから

そう簡単に、一人遊びが上手くなるはずもないので

泣いたり、悲しくなったりしながら
たまに笑うことがあれば、それだけで相当な進歩だと思って

多くを望まず
でも、悲観的にもならず

私だけが歩むことができる
私の人生を

夫に会うまでは、ゆっくりと歩いて行こうと思います



夫の好きだった仙太郎さんのよもぎの『ふと餅』
私は『桜餅』をお供えの和菓子として用意しました
その後は、、、美味しくいただきました


二度目の祥月命日は、こんな風に静かに穏やかに過ぎました…




今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ






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