いつまでも…二人で

今日は、少ない人数での勉強会があったので人ごみの中を出かけてきました

春の陽気というよりは、初夏の日差しの中、仏光寺通りの高瀬川から鴨川を望むと
歩いているのは、外国の人ばかり…

でも丁度人通りが少なくなったので、これまでと変わらぬ落ち着いた雰囲気でした




橋の上から高瀬川を望むと、散り始めた桜の花が少し残っていました
見ごろは、もう過ぎてしまいましたね
川には花筏が…



ゆっくりと木屋町通りも歩いてみたいと思いましたが、時間に余裕がなかったのでまた機会がある時にと思って目的地へ急ぎました

それにしても、外国の方が多いですね
街に溢れています

そして

昨日のブログに書いた、夫との思い出の桜並木の道を通ってきました
タクシーで走りながらでしたので、写真も撮れず思い出に浸ることもできませんでしたけれど、
やはり、特別な思いが湧いてきましたよ

丁度、同じ場所から５年前に撮った写真がありました
あの時は、写真を撮った3年後に
夫が、この道を通ってあの世に旅立つなんて、本当にかけらも思っていなくて…
ただただ桜と青空がキラキラと輝いて
幸せとは、そんなのどかな日常の中にあるなんて気付いてもいなくて…

5年後に、独りで眺める時

幸せは、なんて眩しいのだろうと思います


もしかしたら、幸せは
振り返って思い出しす物なのかもしれませんね

5年前の何の不安もなく、ただただ楽しいことを追いかけていた時
この同じ場所で見た桜の景色は、本当に穏やかで美しくて…
今から思えば、この時が幸せの絶頂期だったのですね










今日はもう、半分以上散ってしまいましたけれど
のどかな団らんを楽しむ人たちで一杯でした

もう、一緒に楽しむ人がいないので
あの、楽しんでいる人たちの中には混じれない…本能的にそう感じて
これからは、片隅から静かに眺める事しかできないんですよね

それがちょっぴり哀しく、これが現実なんだなと…
これが時の流れなのだと…

唇を噛みしめました