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2004.01.05
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久しぶりに日常雑記でも書こう。それも、私程度の拙い数学のことである。とんでもない仕事が入った、それも臨時である。私にとっては椿事である。
昨年、私を早々(はやばや)くびにしたある生徒が、推薦入試合格生徒向けの課題を出されたから、教えてくれという。
初め母親が電話して来たが、ここを先途(せんど)と去年くびにした恨みつらみを言ってやろうと思い(うそ。評判を気にする癖がついた)、ともかく本人とかわってもらい、「そんなにむつかしいの?」と、まず問うたら、「何を書いていいのかわかりません」と言う。じゃあ論文か何かかと又問うと、見たことも聞いたこともない数学のいろいろな問題が続出して、ついでに僕は記述が苦手だから、ぜひ教えてくれの一点張りである。

しかも向こうから来るという。冗談じゃない、塾はたたんだの知ってるだろ、鉄人28号知ってるか、知りませんけど知ってます(嫌な予感)、じゃあいい、とにかく昔のロボットの模型のつくりかけやら何やらがあるから、足の踏み場もないよと言うと、床に座ってでもいいと返す。
根負けしたが、「待てよ」と思った。家庭教師代と塾代では一万円ほどの開きがある。
私も金は欲しいが、露骨に言うのも何だと思ったが、やっぱり言った。

そしたら家庭教師扱いでいいという。
こうなると、私はバカなのかも知れぬが、元の塾代で見てやるつもりである。ホントは一万の差が惜しいくせに。歓楽街に行く足しにもなるくせに。あ、いけね。
ただし、私も大学からの課題なので、満足行く指導には自信ないよと言って、それでもいいとなったから、塾代にしたのだ。

一応どんなのあると聞いたら、「整数は人類出現以来、いつごろからあったか。彼ら穴居人は、捕えた獲物をどう数えたか」・「黄金分割を学習しておけ。又、それを用いて正五角形を作図するまでを作図入りで記せ」・「20世紀最大の難問であったフェルマー予想は遂に解き明かされたが、その数学者の闘いと、彼にヒントを与えた日本人数学者二人について、式の考察も含めて書け」などなど。

「うそだろ?数学科じゃあるまいし、そんな深遠な数学理論ホントに出したのかい」と問うと、そうだと言う。ともかく何でもいいから、今日夕方早めに行くからお願いしますとのことで、突如私の計画も変更を余儀なくされることとなった。
まず、新車ナナハンを見にレッドバロンへ行こうという「大事な」計画がダメになった。レッドバロンは明日火曜が休みである。納車は木曜日だから、もはや目の保養に行く気も失せた。

幸い、高校数学の参考書以外に、亡き数学者・矢野健太郎氏初めとする我が国数学者が著した、やや面白い一般向けの書籍を買ってとっておいたのが良かった。
しかし、私にもまるでわからぬ「フェルマー予想」をやれとは参った。
私はついでに戯れを言った。
「何か、自由題のようなものはない?」
「あります。興味を持って自力で解けたと思う幾何の問題があったら、解法を記せというのが」と来た。続けて「あの、幾何って何ですか?」と問うから仕方ない、「来たら教える」と言っておいた。旧制時代には、図形の証明などを扱う単元全体を幾何と呼んだのである。
これはズンと面白くなってきた。広中平祐氏が旧制三高時代に一時間で解けた問題を一週間かかって解いたつもりのものがある。多分あってると思うので、すべてコピーなど残しておいた。

しかし皮肉だ。塾がまずまずの時はただの一度も役に立たなかったことが、こんなことで役に立つとは。
ま、アルバイト収入にはなるし、これで歓楽が・・・・おっといけない、これで大事な生活の足しにもなるので、オッケーした。あと数時間で憎き(にっくき)じゃなかった、哀れなかつての生徒が顔を見せる。又、楽しからずや。

ついでに書いておくと、「フェルマー予想」とは次の通り。私も全然わからぬ。なお、この日記累乗の表現は不可能かと思われるので、妙な書き方にしておく。
「nが3以上の整数のとき、xのn乗+yのn乗=zのn乗を満たす整数x,y,zの組は存在しない」

やっぱり最後に皮肉を言ってやった。だから私には経営の才がないのかも知れない。
「あのね、君、こういうの社会に出て役に立つと思う?」
「ええと・・・、先生には悪いけど、思いません」
「役に立たないことをやる必要はあると思う?」
「先生、僕をいじめてるでしょ?」
「質問に答えなさい」
「あの、これも失礼なんですが、必要ないと思いますが・・・」
「はい、やっぱり指導中止。自分で苦しみなさい」
「ええーっ? そりゃ、ないスよお。先生いなくても僕バイクで行きますからね!!」

「何ーっ、もう取ったの? どこで?」
「先生言ってたじゃないですか。モートピアで大型取ったって。それから、塾の広告まだHPで出してるじゃないですか」
「えーっ」と今度は私が驚く番である。「なぜ、知ってるの?」
「先生、前、僕のパソコンで、怪獣少年の夢っていうHP見せてくれたでしょ」
忘れた。覚えがない。私はおしゃんべりなのか。
「で、ついでに先生の楽天日記もみつかっちゃいましたよ。あははっ、先生面白いこと書くんですね」

「君、まさか読んだわけじゃあ・・・」
「読みましたよ、ほとんど。先生悪いことは出来ませんよ」
「評判下がるってのか?」
「そんなこと言ってないですよ。先生みたいに少しぐらいくだけてたほうが面白いっすよ」
一本取られた。
「おい、大学入ったら、私のくだらない日記なんか読むなよ!!」
「さあ、どうでしょう。僕も楽天日記登録しようかな。そしてリンクしようかな」
「即刻リンク削除するからな!!」
「又、リンクしなおしますよ!!」
「限りなく削除するぞ!!」
「先生、パソコンの勉強したほうがいいですね。リンクは僕のほうしか出来ないんですよ」
「あ、そうか」
「はははっ、冗談ですよ。僕日記苦手だもん。でも、これで先生引き受けないわけにいかなくなりましたね。じゃ、あとでお邪魔しますのでよろしくお願いします」

この青年はタチのいい部類の一人である。それにしても、壁に耳あり障子に目ありどころではない時代になった。
つくづく、今後の日記に用心せねばと思い知らされた。
前にも増して、すべての生徒に態度優しく指導厳格に臨まねばと、新年の誓いを新たにしたつもりだが、持ったが病、多分だめだろう。







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最終更新日  2004.01.05 16:37:51
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