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カテゴリ:人生、生き方、経験
元の会社の同期生が集まった時のことです。同期入社ですので、当然ながら
同年齢で誕生日を迎えておれば72歳,迎えていなければ71歳です。 見かけは元気ですが、病気持ちか病後のリハビリ中の人が殆どで、 本人が元気でも、奥さんが病気とかで、昔のような泊りがけで集合できる 状況ではありません。(金銭的にも厳しいですが!) 最後に長生きしたいかとの問には、「元気に長生き」が多数でしたが、 私と高齢者介護施設で働く一人は、「長生きしたくない」との意見でした。 理由は、「介護が必要な人が居れば、自分が元気な限り手を貸すが、自分が 介護される側になりたくない」ということでした。私達の子供や孫が私達の 面倒を見ることが可能なのかを考えると、現場を知るものには、迷惑を掛けたくない という気持ちが強くなる様です。 私が長生きしたくないと思うのは、連れ合いの母が、60歳代後半に認知症気味になり、 70歳そこそこで完全な認知症になりました。長男夫妻には面倒を見きれず、介護施設(有料) に預けることになったのを知っているからです。内容を書くとキリがないほどに自宅介護は 大変です。その中でも下の世話が大変で、初期の時、本人が布団の中で糞尿を漏らすようになり、 其れを隠したいために、汚れた布団を押入れに入れ、新しい布団をしくようになったり、オムツを 付けてもらおうとすると其れを拒否されたりと大変な思いをしたことを知っているからです。 連れ合いの母がいた部屋は、畳が汚れてしまい、上履きを履いて行くようでした。(長男の奥さんが 拭き掃除など出来る限りの清掃を行い、表面上は綺麗でも、匂いが足につくということでした。) (書ききれないほどに色々有ったようです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.17 16:06:41
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