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カテゴリ:少年サンデー
ナオンと彼らだけの蜜あふるる国。(↑彼ら。) それが、みなさんも一度は耳にしたことがある(かもしれない)、神聖モテモテ王国なのでございます。 注)ナオン・・・「女性」のカッコイイ言い方。 今回は、このモテモテ王国を建国せんがために、日々、国民(ナオン)獲得活動に励んでいらっしゃいます、ファー様(ファーザー)のある一日をご紹介いたします。 ・・・ 彼らの一日は、まず本国(オンナスキーのアパート)にてトンカツを食することから始まります。 雨が降ろうが、風が吹こうが、最初は大抵トンカツを食うところから始まるのでございます。 そおんな何気ないほのぼの(?)食事の風景にて、決まってファー様はナオン獲得のための秘策を打ち出されるわけです。 で、記念すべき第一回では、ファー様自らが執筆なさった、「モテモテブック」のありがたい内容を実践することになりました。 モテモテブック この本の魔力については、ファー様、以下のように力説してくださってます。 まあ、ぶっちゃけ、ファー様自身モテたことないのがタマにきずだったりしますが、とにかくそんなことはおかまいなしにミッションは進行されるのでございました。 ・・・ そおんなわけで、街に繰り出した我らがファー様とオンナスキー。 この崇高なるミッションのターゲットにされたのは、こおんなナオンでございました。 オンナスキー曰く"高エネルギー体"なるこのナオン、落とすのにはかなりのテクニックが必要ではないかと予想されるわけです。 そこで出てくるステキアイテム「モテモテブック」。 この本の第二十八条「落とし物をナオンに拾わせて恋のきっかけとせよ」を、我らがファー様が、華麗に実行されるのでございました。 (第二十八条には続きがあったりしますが、ここでは華麗にトバします。) ナオンの前にさり気なく出たファー様 そのまま、美しく落とし物をなされます。 鮮やかに落とし物をされるファー様 で、ナオン、なんか、こんなん。 踏む。 これには、普段は穏やかで聡明な(うそ)ファー様も、堪忍袋の緒が切れまして、さらなる落とし物をして、意地でもこのナオンに拾わせようと企まれるのでございます。 そういうわけで、ファー様が次に落とされたもの。 で、ナオン。 踏む。 またもコケにされてしまった我らがファー様、あまりの悔しさに負けてしまいそうになるのでございますたが、そおんなところに彼の同胞・ナポレオン君が。 ナポレオン君 ファー様ってば、この彼の激励に鼓舞され、ナオンが拾うまでは決して諦めずに落とし物をし続けることを心に固く決め、そして実行されるのでございました。 しかし、ナオンは拾いませんでした。 それでもファー様、自分の身にあるものを何の惜しみもなくひとつ、そしてまたひとつ、落としていくのでありました。 そう、ファー様は、決して諦めなかったのです。 結果。 この事態にあわててしまわれたファー様、 「違うのじゃよー これは何かの巨大な陰謀なのじゃよーーー!」 などと必死に訴えるも、届くわけもなく、そのまま連行されることに。 そして、 こおんな紳士的要求も、 無惨にも却下されることになりました。 不条理。 あまりに不条理な仕打ち。 こんな傍若無人な(?)警察の手をなんとかふりほどき、マッパのまま逃げ出した我らがファー様。 その半月後、とりあえず無精ひげとかたくわえてマッパのままオンナスキーの家に帰ってきたのでした。 ・・・・・ と、ファー様というお方は、こんなにも偉大であるのでございます。 みなさま、おわかりいただけたでしょうか? そして、このファー様信者は各界のかなり深いところまで浸透していまして(ある意味本当)、かなり多くの出版物にその影響がかいま見えているのでございます(ある意味本当)。 こんなにまでも素晴らしいファー様が大活躍なされる神聖なる漫画、「神聖モテモテ王国」でございますが、現在では少々手に入りにくい状況でございます。 このブログでは、我らが心のバイブル・「神聖モテモテ王国」の復刊を切に願っています。 ファー様のあまりのステキさに涙しちゃったお方はクリックしてください。 web拍手 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 6, 2006 12:17:26 PM
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