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ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

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2006/06/09
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まねびの教室 イタリアワイン講座 カラブリア編

何を迷うまでもなくやはり第一人者のリブランディ社が登場することになる。カラブリアワインにおける牽引者が彼らであることに誰も意義は唱えないだろう。

白の一本目。

チロ・ビアンコ2004 リブランディ 750ml

明るいレモンイエロー。柑橘系の香りとハーブ系の香りがくどく出すぎず、かといって引きすぎずほど良い強さで出ている。味わいは、酸がとにかく美しい!「美味しい」と言うより「美しい」酸だといっておきたい。

グレコらしい苦味を伴った酸だが、この苦味も全く行き過ぎず、酸との絶妙の均衡を保っている。このワインが優れている点は酸が綺麗に静かに持続しながら、ささやかなアルコール度と滑らかな食感を決して逃がさずに結びつきあっている点だ。

とにかく素晴らしい白ワイン。

フレッシュ&フルーティーワインのイタリア的な味わいの世界の手本とも言えるんじゃないかな。


ワインとしての完成度が高いばかりではなく料理との相性をも広くイメージさせる力を持つワイン。普通我々は、質の高いワインと料理との相性に優れたワインは矛盾する存在として捉えがちだ。なぜかと言うとワインとしての完成度は果実味の豊かさとほぼ同義語で、果実味の豊かさは概ね繊細な料理を活かしきることができないからだ。


つまり、ワインの完成度を上げれば上げるほど、合わせられる料理の幅がどんどんと狭まってくる。ワインの格、質が味わいの「濃さ」や「個性」に起因しているから、これは仕方がないことなのだ。


でも、何故かリブランディのチロ・ビアンコはその概念を超越している。


一見「薄い」系の表情を持ちながらも、丁寧なテイスティングを進めていくと、類稀なプロポーションを持っていることに気付かされる。品種の個性の勝利であり、ワイナリーのポリシーとテクニックの勝利でもある。


これからの季節にチロ・ビアンコは欠かせない。
この素晴らしさを絶対に味わって欲しい。


いや、味わわなければならない!!




褒めすぎ?


いや、とにかく飲んでみれば分かります。


特にこれからの季節キュッと冷やして食前酒から、また昼間からのワインとして飲み続けたい。絶対に気持ち良い!!

チロ・ビアンコ2004 リブランディ 750ml





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Last updated  2006/06/10 03:26:57 AM
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