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カテゴリ:科学談義
どうもあけましておめでとうございます。久しぶりの更新です。今日は年末にかけて、読んだ本の話。昨年、海外の空港の本屋さんで「Freakeconomics」という本がベストセラーになっていたので気になっていたのだが、実は日本語版がでていた。そのタイトルが「ヤバい経済学」。訳すのにもっといい訳はないのかなと思うが。でも、とりあえず買いました。本書の内容は、日常生活や社会的な事象や仕組みをインセンティブで明解に説明するもの。例えば、不動産屋さんは、第三者から預かった不動産の販売には、多少安くても売り抜く方を選ぶ・・手数料の比率から考えて、多少値上がりしてもあまり得でないから。一番面白かったのが、因果関係の話。ある地域で調査したら、子供の学力と家の蔵書の冊数に相関があった。そこで、ある州の知事は各家庭に本を配ろうとした・・よい考えだと思います?でも、因果関係が逆なんですよね。例えば、警察官と犯罪の検挙数が相関するのは当たり前で、だからといって警察官が犯罪を犯している訳ではないし。前にニュースでやっていた「サザエさんの視聴率と株価は逆相関する」というものも、サザエさんの放映を一時的にやめれば景気が上向くとは誰も思わないはず。だけど、教育なんかだと因果関係がはっきりわからなくなってしまうようだ。他にも「麻薬の売人はなぜママと一緒に住んでいるのか」のような魅惑的なタイトルが並んでいて、全般的に楽しみながら読めたのでおすすめ。ヤバい経済学増補改訂版
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お久しぶりですね~
tkmiさんどうしているのかな、と気になっていました。 この面白そうですね。 (確かにヤバイっていう表現はどうかと思いますが) 本好きの夫にすすめてみます。 (2008年01月06日 12時39分25秒)
今年もよろしくお願いします。一回更新を滞ると、なかなか再開しづらいですね。12月も忙しかったですし。
この本は、人のことを信じてしまう人が読むのには向かないと思いました。 100ももさん >お久しぶりですね~ >tkmiさんどうしているのかな、と気になっていました。 >この面白そうですね。 >(確かにヤバイっていう表現はどうかと思いますが) >本好きの夫にすすめてみます。 ----- (2008年01月06日 15時26分24秒)
tkmiさん、こんにちは。
>この本は、人のことを信じてしまう人が読むのには向かないと思いました。 ひえっ、そーなんですか!? 私ってすぐ信じちゃうので最も向かない読者かしら。 面白そうだったので、さっきクリックして購入しちゃったんですよねー。 さて、ではどう読むといいでしょう!? (2008年01月06日 18時22分50秒)
気になっていた一冊です。少なくとも「スタバでは・・・」よりは中身がありそうですかね??
(2008年01月06日 22時45分02秒)
ええとですね。結果だけを知識として吸い込む人は、単なるネタのようになってしまうなと思ったんですよ。むしろ、この本でいいたいことは、ものの見方であって、その考え方を植え付けるために興味を持ってもらえそうな題材を選んでいるのだと思うのです。だから、同じデータを見ても別の意見に到達するくらいの人が読むと面白い本だと思いました。
では楽しんで読んでくださいね。 りぃー子さん >tkmiさん、こんにちは。 > >>この本は、人のことを信じてしまう人が読むのには向かないと思いました。 > >ひえっ、そーなんですか!? >私ってすぐ信じちゃうので最も向かない読者かしら。 >面白そうだったので、さっきクリックして購入しちゃったんですよねー。 > >さて、ではどう読むといいでしょう!? ----- (2008年01月07日 23時09分35秒)
ネット上でも反論もあるようではありますが、少なくとも内容はあると思いますし、個人的には楽しめました。
スリックさん >気になっていた一冊です。少なくとも「スタバでは・・・」よりは中身がありそうですかね?? ----- (2008年01月07日 23時10分26秒) |