ワーカーズコープ・・・
先の事を考えると欝になりますな・・・ふとニュースを見回っていると・・・?!「ワーカーズコープ」と言う言葉が・・・イメージはあまりにも分かりやすいので「東京新聞」からお借りしました。「与野党全党・全会派の賛同による議員立法として、先の通常国会に提出された。」との事なので、次の臨時国会で成立するようですね。まじか?何で今頃?・・・まぁ、確かにジョブ型へ移行しているし大企業のリストラ時代だからこそ有りと言えば有りだけど、大丈夫か?ちゃんと理解しないと最悪な結果となりかねない。「ワーカーズコープ(協同労働)」の大きな特徴と言っても良いかもしれないが・・・働く人が「出資」する。今までは働いてお金を貰っていたのだが、ワーカーズコープは働く為にお金を払う事になる。自分で事業などやった事がなければピンとはこないだろう。しかし、ここを押さえていないと先には進めないし最悪の事態も考えられる。まかり間違えば・・・グレーを通り越してブラックだからね。今までこう言ったものが無かったわけではない。ただ、これからは違った「ワーカーズコープ」も増えて行くかもしれない。「〇〇組合に入って、出資すれば働いてお金が稼げる。」何て思っていたら間違いだと思う。上のイメージが分りやすいと言ったのは・・・一般的な働き方で言うと「労働者」は「企業(経営者)」から「命令」されて「労働」して「賃金」を貰う。仕事をして給料を働き手が貰うと言う事なのでイメージでは黒色だと仮定して、「労働」は会社に対して働き手が差し出すものなのでグレーに分けていると思う。同様に「株主」から「企業(経営者)」に対して「出資」は貰うものだから黒、「配当」は差し出すものだからグレーと言う事になる。・・・「ふ~ん、だから?」とか言われそうだけど、乙さんが見ると「グレー」にはリスクがある。乙さんは人を使って仕事をした事があるからかもしれないが、見ているとついついこう考えてしまう。例えば「今月の目標○○売り上げて!」と言って目標が達成できなくても給料が極端に下がる事はない。「企業(経営者)」は目標達成出来なくても月給制ならば給料として払う義務みたいなものがある。また「株主」もこれだけお金出したのに「配当」が無かった・・・って事もありうる。(本当は「出資」の場合は言ってはいけない事だんだけど・・・)※出資と融資の違いは分かっていると仮定します。では「ワーカーズコープ」では?「労働者」は「ワーカーズコープ」に対して「出資」・「労働」・「運営に意見」を差し出す・・・いや、イメージを見て頂くと分かる様に「ワーカーズコープ」が貰うものだので黒。では・・・「ワーカーズコープ」が「組合員(働き手)」差し出すもの「賃金」はグレー。「組合員(働き手)」はお金出して働いて頑張ったけど、見合うだけの賃金は貰えない可能性がある。でも?「運営に意見」言えるのだろ?と思うかもしれないが、多分(乙さんなら)組合に入る時に規定を設けるので、結果的に意見を言えば終わりかもしれない。この場合の「運営に意見」は建設的な意見であり、決して愚痴ではない。問題になって規定が出来るかもしれないが、この仕組みから行くと「最低賃金」もないかもね。スーパーブラック!!ちょっと、乙さんの例として・・・依頼がありチラシを制作する事になりました。「ここのフォント(文字の形)はこう言うのが欲しいね。」仕方がないのでフォントを買いました。5,000円の仕事だったけど、買ったフォントは48,000円 ^^;っと言う事で、「出資」48,000円と「労働」およそ2時間、「賃金」5,000円・・・こう言う事なのかもしれないね。でも良いフォントなので元はとったけどね。最後にこの法案の目玉が・・・「組合は営利を目的に事業を行ってはならない」?????そうです、「ワーカーズコープ」は利益を求めてはいけません。あくまで「地域貢献」が目標であります。お金を出して、一生懸命に頑張って生き生きと働きましょう!!・・・まずは家庭が崩壊するかもね。本当はもっと違った見方があるのかもしれませんが、偏屈な乙さんなのでこう言う風に見てしまった。