テーマ:トレイダー(465)
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昨今の「情報化社会」では評論家の能書きや風説、或いは「常識」等により、知らず知らずのうちに判断が影響されることが多い。また何か「強烈な記憶」がある場合にも大きくバイアスがかかったりする。
例えば 「1月が高ければその年は高い」 「9月=911」→怖い 「10月=ブラックマンデー」→危ない 等々 で、実際はどうなのか? またまた生データで月間変動率を検証してみた 知る人ぞ知るヒミツ?だが、月別のアノマリーにはこのように強固なクセがある。 そして9月はともかく、驚くことに10月は1年でも一番堅い「買い」シーズンなのである(特に欧米市場)。ここでブラックマンデーの記憶がこびりついている人は、この最高のチャンスで大きく出遅れることになる。 ちなみにこの程度の分析はExcelに慣れればものの10分で出来る。他人の意見を鵜呑みにせず、常に自分の目と手で確認する姿勢が大切だ。 なお、この比較データは得意の#相当値「average/stdev」を使用している。ばらつきも加味した平均値なので、単純平均よりも信頼性は高い(と思う) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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