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テーマ:ワルサーP38(151)
カテゴリ:ワルサーP38 メカニズム
ハンドガンの技術は淘汰、洗練され、現在ではガバの亜流かグロックの亜流のような製品が主流を占めている。残念ながら私が個人的に好きな「SIG/SAUER P226」は完成度が高いけれども技術的主流としては一部ロッキング機構がグロックなどに採用されているだけでメインストリームではない・・・。CZ75系も同じ類か・・・。
で、今回はショートリコイルというかプロップアップ・ロッキングについてだらだらと・・・。 ![]() いきなりですがサムライエッジA1・・・(笑)。なぜM9A1でなくサムライエッジA1かというと、ベレッタM92系のスライドはやはりブリガ‐ディアが完成形だと私は思うからなのですが・・・。 ワルサーP38の機構を多く取り入れつつ、現在でも米軍を筆頭に各国でバリバリ現役なベレッタM92系。メーカーこそワルサー社ではなくベレッタ社ではあるけれどもその血統はワルサーP38といって間違いない。そしてこれがワルサーP38の可能性の一つであると・・・。見ての通り、しっかり現代タクティカルな要素を取り込んでいる(笑)。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() プロップアップ・ロッキング方式の一連の流れ プロップアップ・ロッキング方式はベレッタ系がその技術を継承しているものの、クロアチアのPHPなど少数派の技術になってしまっている。 とはいえ、これはこれで結構良い技術なんではないかとワルサーP38贔屓は思ってしまうんですよね(笑)。 かつてGun誌でレポーターを務めていたジャック氏はバレルが水平方向に前後するだけだから命中精度に対する影響が少ないというような事を頻繁に書いていたと思う。逆にロック時はブローニングのチルト式の方ががっちり固定できるという意見も当然あるのですが・・・。 じゃあ、なんでベレッタはプロップアップ・ロッキング方式を採用したのかと考えると、プロップアップ・ロッキングの利点は多分にオープンスライドに出来るからなのではないでしょうか? 銃本体も弾も性能が上がりジャムを起こしにくくなったと思われる今、それはあまり重要な事ではないのかもしれませんが・・・。 そして現在、ベレッタM92系の弱点と言われる強度不足はこのプロップアップ・ロッキングの部分に集中しているわけではありますが、そもそもマグナム・クラスの弾丸を発射するのであれば専用のモデルを使えばいいわけでして、銃本体の小型化や弾丸のホット・ロードに対する強度の問題などいろいろ短所はあるものの、オープン・スライドの利点は捨てがたいものがあると私は個人的に思っちゃうのでした。 いや、ただ単に今のハンドガンの技術が似たり寄ったりになってしまっている事がつまらないってだけなんですけどね(笑)。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは!
興味深い記事なのでコメ書かせて頂いたのですが、操作を間違えたかアップされてませんでした・・・(泣)。ダブってしまったらお許し下さい。 プロップアップ式の弱点はティルトバレルに比して1:部品数と加工工程が多い、2:スライドに切り欠きを設けるのでスライドに幅が必要=銃が分厚くなる、3:スライドの切り欠きが構造的な弱点になって最悪の場合スライドの折損を招く、ですね。 現在のチェンバー部分でロックするティルトバレル方式はいずれの点でも勝ります。 これは実はロッキングブロックがバレル下部にあるからで、ロッキングブロックがチェンバーより後ろにあるとこれらの欠点は生じません。しかしその位置はグリップ後部上方なので、グリップを握る邪魔になってしまいます。またハンマーメカの位置とダブってしまい、近代ハンドガン必須のDAハンマーが搭載出来ません。 やはりプロップアップが廃れたのも無理ないことなのかも知れませんね。 ところでバレル下部に位置するロッキングでありながら、欠点のほとんどを克服しているデザインが実は日本の九四式なのではないかと思うのですが、如何でしょうか? (2014.09.06 17:20:42)
zengtianさん
コメントありがとうございます。 >プロップアップ式の弱点はティルトバレルに比して1:部品数と加工工程が多い、2:スライドに切り欠きを設けるのでスライドに幅が必要=銃が分厚くなる、3:スライドの切り欠きが構造的な弱点になって最悪の場合スライドの折損を招く、ですね。 >現在のチェンバー部分でロックするティルトバレル方式はいずれの点でも勝ります。 私が思うにプロップアップ・ロッキング方式が主流になり得なかった理由はご指摘の三点もあるかとは思いますが、何よりチューンアップの幅が少ない事なのではないかと思っています。端的に言うと命中精度の向上がしにくいと。ただ、実際ベレッタM92の命中精度の高さは定評がありますし、まるっきりカスタムの方法が無いわけではありませんが・・・。単純にカスタム・バレルが存在しにくいという現実が一番大きいかと・・・。 >これは実はロッキングブロックがバレル下部にあるからで、ロッキングブロックがチェンバーより後ろにあるとこれらの欠点は生じません。しかしその位置はグリップ後部上方なので、グリップを握る邪魔になってしまいます。またハンマーメカの位置とダブってしまい、近代ハンドガン必須のDAハンマーが搭載出来ません。 >やはりプロップアップが廃れたのも無理ないことなのかも知れませんね。 プロップアップが廃れた最大の要因はコスト面というか、製造方法の省力化とティルトバレルの合理化が最大の要因かと。 以前も書きましたがツールとして見た時、徹底した合理化と省力化が行きつく先だと思うのですが、例えば車の様に高級車というジャンルが存在するのであれば、他の方式もまた充分魅力的かつ、決して間違った方向ではないかと思われます。ティルトバレル方式は車で言うところではVitzやFitの様な存在で、カスタムというかチューニングの自由度も広いといったポジションではないでしょうか?ただ他にもロータリーエンジンがあったり、燃費が悪いが魅力的な車があったり・・・。 >ところでバレル下部に位置するロッキングでありながら、欠点のほとんどを克服しているデザインが実は日本の九四式なのではないかと思うのですが、如何でしょうか? 小型化の可能性なども含めて九四式はプロップアップ・ロッキングの方向性を示しているかと思いますが、実際、8mm南部という弱装弾という事もあり、やはりワルサーP38系かベレッタM92系が一つの到達点かなと思います。ベレッタは9mmX21や40S&Wまで対応させていますし・・・。 長くなりましたので、いずれまたブログの記事としてアップしてみたいと思います(笑)。 (2014.09.07 10:15:56)
WICAさん
リコメントありがとうございます。 この話題はやはり語り出すと深まって参りますね。 ご意見ほぼ一致のようです(笑)。 ところでロッキングブロックを後部に持っていくのは先記の通りDAハンマーの場合は問題が大きいのですが、もしかするとダブルアクション・ストライカーの場合は加工コストの削減も含めてまだ可能性があったかも知れないように思います。 でも、現実にP.99でも顧みられていないので無理なのかも知れませんね。 九四式の件は半ばジョークなのですが・・・、(一笑に付されるかなと・・・。) なかなかお気づきになる方はいないようですが、この世紀の失敗作扱いされる銃(雑誌のレポートではいつもそうです)において、プロップアップロッキングのメカニズムは実に良くできてます。 ワルサー式のリリースピンの機能をリセスの斜面で代用しているという・・・。実はモデルガンを手にしてかなりの時間いじってやっと理解できました。 私見ですが、このロッキングだけは多分9ミリパラベラムでも大丈夫でしょう。 但し、それが収まるフレームの凹部の加工(えぐって後で蓋をする・・・。)バレル基部の形状、リコイルスプリングのマウントを受けるフレームの細いアームなんかはもうすこしどうにかならなかったものかと思います。 またフレームから遊離したバレルとスライドの形状は、プロップアップをやめてブローニング式のティルトバレルの導入が可能だった様に見えます。その場合フレームが一段低くなるので、一般に評判の悪い外見もヨーロピアン中型オート風になったかも知れませんね。 (2014.09.08 23:58:07)
zengtianさん
>この話題はやはり語り出すと深まって参りますね。 工業系の知識があればもっと深まるのでしょうが、私は文系なのでどうしても限界が・・・(笑)。 >ご意見ほぼ一致のようです(笑)。 (中略) >でも、現実にP.99でも顧みられていないので無理なのかも知れませんね。 やはりP99にも採用されているチャンバーを使ったブローニングの改良タイプは秀逸なデザインだと思います。それは認めたうえで、やはりそれだけではない機構、いわゆる高級車みたいな・・・。 >九四式の件は半ばジョークなのですが・・・、(一笑に付されるかなと・・・。) (中略) >私見ですが、このロッキングだけは多分9ミリパラベラムでも大丈夫でしょう。 九四式のメカニズムは問題ないのでしょうけど、結局それをデザインとして完成させられなかった(というかその必要が無かったのかも?)というのが九四式に対する私の印象です。それは主にシアの部分であったり、セイフティの貧弱さであったりといった部分。それと弾薬の選定ミス。ルガーの様にシア・バーをきっちりとカバーし、セイフティ・レバーをもう少し大型化し、頑丈に作っていれば・・・。リアサイトだって小さすぎるけれども形は後年、タクティカル系Gunのサイトを席巻するノバック・タイプですし・・・(笑)。 >但し、それが収まるフレームの凹部の加工(えぐって後で蓋をする・・・。)バレル基部の形状、リコイルスプリングのマウントを受けるフレームの細いアームなんかはもうすこしどうにかならなかったものかと思います。 >またフレームから遊離したバレルとスライドの形状は、プロップアップをやめてブローニング式のティルトバレルの導入が可能だった様に見えます。その場合フレームが一段低くなるので、一般に評判の悪い外見もヨーロピアン中型オート風になったかも知れませんね。 仰ること解りますが、そうなっちゃうとプロップアップ式では無くなっちゃいますね(笑)。 (2014.09.12 20:20:42) |
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