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カテゴリ:日記
魔術師です。
昨日は思い立って AviUtl を使って動画編集をしていました。 AviUtl のダウンロードはこちら AviUtlのお部屋 http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/ 大学の時にクラブ活動で放送劇 (ラジオドラマ) と上映用のスライドを組み合わせて発表していたのですがそれをPC で見ることが出来る形式にしました。 クラブと言っても踊る場所ではありません (笑) うん十年前の作品です。 声の出演も地元大学の連盟に参加している女子大に依頼していました。 発表は年に 1回市内にあった大手電機メーカーのショウルームのイベント会場を借りて開催していました。 他の地元の大学の人間をお互いに呼んでいました。 放送劇とポジフィルム (スライド) を組み合わせてスライド映写で紙芝居になっています。 画は大学にあるアニメ研究会の部長と仲がよかったので画を描いてもらいました。 見て判る通り画的にはアニメです、本当はアニメを作りたかったのですよね。 3年生の時に数分のオープニングだけ線画のアニメを作ってもらいましたけどね。 録音はプロ仕様と言ってもいい 2トラ38 のオープンリールデッキです、ツートラサンパチと呼びます。 2トラックで 38cm/sec のテープ速度で録音します。 トラック幅が太い方が音がいいし、テープの走行速度が上がると周波数特性やダイナミックレンジが上がります。 2トラック・ステレオなので片面のみです。 カセットテープはオープンリールの半分の幅のテープに 9.5cm/sec の速度で 4トラック往復録音です。 ちなみに自宅で持っていたオープンリールデッキは 7インチのリールで 4トラックですが 38cm/sec には対応していました。スピンドルの径を倍にするアダプタを付けていました。 4トラックなのでリールを裏返して往復で録音できました。 長時間録音のために 9.5cm/sec 4トラックで録音していましたね。 放送劇は台詞は先に録音して編集はテープにハサミを入れて専用のスプライシングテープでつなぎます。 編集用のハサミは 45° に曲がっていました。 真っ直ぐ垂直に切ってつないでしまうと急に磁界が変化するのでそこでノイズが載るのです。 音声トラックと音楽をミックスするのにレコードの頭出しをしながら 2台のレコードプレイヤーと 2台のオープンリールデッキでミックスダウンと呼ぶ作業をしていました。 確かミキサーの専門の担当者とレコード操作で頭出しの人間と魔術師と 3人で泊まり込みで徹夜して作っていました。 今回は先日 MD から wav ファイルに落とした放送劇の音声とスキャンしたポジフィルム(スライド) を組み合わせて紙芝居を再現しました。 昔と違ってデジタルなのでノンリニア編集です。 リニアと言うのはテープやビデオのタイミングに合わせて行く方法、ノンリニアはデジタルならではのはめ込みの編集ですね。 今回は 4作品目をやりました。 1作品目は映像なしの純粋な放送劇、 2-3作品目はビデオに落としているので後回しです。 昔、オートバイに乗った映像作品を作る時にビデオカメラをバイク屋に借りた時に これはいい機会だとスライド映写機をレンタルしてきてスライド紙芝居をビデオに落としたことがありました。 VHS ですから 320x240 ですよ、非常に低い解像度です。 その後ビデオキャプチャーボックスで MPEG1 に落としてデータ化して持っています。 MPEG2 では容量が大きいのとエンコード負荷が高くて当時のマシンでは扱えないのであきらめていました。 今回はスライドはフル HD 以上の解像度でスキャンしていましたが画面のアスペクト比の関係で DVD 解像度の 720x480 にしました。 昔のスライドなのでアスペクト比 4:3 がいいようです。 出力データ形式ですが今時ですから MPEG4 .mp4 に落としました。 音はソースが MD とは言え 16bit 44.1KHz ですから VHS に比べると圧倒的に音がいいし、 画像も VHS キャプチャーに比べてスキャン画像を直に取り込みなので画質も鮮明です。 非常に満足のいく出力が出来ました。 当時の大好きな音楽を当てているし、いろいろな思い出も蘇るし、懐かしいですね。 特にパート 4 ではジャパメタが入って来て、それまでは洋楽、洋ロックオンリーだったのが音楽の好みが変化しています。 作品毎のヒロイン像も初めは強い女性が好みだったのでしょうが、守ってやりたい女性に変化しているし。 劇中の女性像はきっと理想のヒロインなのだと分析するのでいろいろ好みは変わったようです。 大好きなエイジアがテーマ曲でした スターライトのテーマ Asia - Don't Cry パート 3 のオープニングアニメにもこの曲を使いました。 敵方のテーマ Time Again ジャーニー、TOTO、サンタナ、ジャーニー大好きでしたね。 パート 4 では、ナイトレンジャー、リックスプリングフィールドに浜田麻里、EARTHSHAKER が入って来ました。 音源のカセットテープがダメになったのは悔やまれますね。 なぜカセットテープがダメになる前にしなかったかと言うとリソース不足ですよね。 テラバイト単位のディスクが当たり前になったから、昔はディスク総容量に比べて占めるデータ量が圧倒的に大きすぎるからですね。 .wav ファイル保存も負担でした。 今後は作品のパート 2、パート 3 に関しても ビデオキャプチャーデータを元にして画像をスキャン画像に差し替えて、音声も MD 音源に差し替える予定です。 要は完全作り直しですね。 パート 2、パート 3 はセル画紙芝居なので画が映えるでしょう。 今回のパート 4 は手間とコストの問題で水彩画だったのでした。 と言うことで暇を見て他の作品もやりたいと思います。 人気記事の一覧のあるトップへ 楽天のサービス紹介ページへ飛ぶ 星影の魔術師に 応援のクリックをポチッとお願いします。 皆さんの、協力に感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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