現実の時間はどんどん進んで気づけば2月はどこかに逃げて言っちゃいました。
確か工期は2月いっぱいだったはず、うーん でも本格的な工事はこれからなんですよね。 参っちゃいますよね。
高さがあまりないときに便利なのが調整束。(写真上)
でもこれの施工には2点大きな問題があるのです。
根太に23mmの穴を貫通させて、上からレンチで回して調整をします。
調整はとても楽なのですが、この23mmの穴が曲者。
まずは大きな穴を開けることが可能でしょうか?
皆さんのおもちの工具でこれだけの大きな穴をあけることが可能でしょうか?
また今回はヒノキの根太ですが、ハードウッドの場合、皆さんのお持ちの工具でトルクは充分あるでしょうか?
ここでつまづく方がかなり多いことと思います。
もう一つ大きな問題が!!
穴のところに床板のビス止めをする可能性が高いのです。
今回は2x4を横使いしましたから、穴を逃げてビスを打てばなんとかなったのですが、いつも使っているのは50x70で縦に使いますから、幅が50mmしかありません。 そのど真ん中に直径23mmの穴があくのです。
穴をよけながらビスを打たなければいけませんので、ところどころビスの通りが悪くなります。
その点 今回初めて使ったマルチポストは穴を空ける必要がありませんのでとっても楽チン。(写真中下)
3Aより小さいものは、手で回して高さを調整して、うえからビスを打って作業完了。
4Aより大きいものはその後横からレンチで締めて作業完了。
手間もかかりませんし、余分な工具も不要。
ただデメリットとしては調整代が少なく、ちょうどいいサイズを用意するのが困難なこと。
DIYの場合は一つ小さめの物でそろえて、板材の端材をパッキンにして高さを調整するのがいいのではないかと思います。
このあたりは落ち着いたらサイトの方でじっくりご紹介いたします。