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蕎麦アレルギーの木まぐれ日記

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2008.05.29
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カテゴリ:足場施工例&作品
2008年5月2日にオープンした「Herstory House」ができるまでを紹介します。
全体の設計および施工はスープの山本さんと専門のスタッフさんが担当され、当店は素材提供と足場家具の製作を担当しました。
以下、参考にしてください。


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 持ち込んだ足場板の山、塗装面がくっつかないように、一枚一枚紙を入れています。

 ブルーシートの影で青っぽく見えますが、手前にあるのが床用のホワイト塗装です。


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 コンパネ下張りした上に割りつけていきます。

 改め口のフタ作成途中ですが、ご覧のようにコンパネの下は根太(ネタ)構造になっています。


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 根太ボンドをジョイントの側面と板の裏側に専用ガンで塗布しています。
ボンドを使用すると、後で部分的に板を取り換えたりするのは難しくなりますが、表面にビスの跡が出ないので、すっきりときれいな仕上がりに。

 ボンド付けした足場板の側面からビスをねじ込みます。


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板の木口(断面)、それもボンド付けだけの側面に近いところからもビス打ちするのがポイント。


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側面からしっかりビス打ちしています。反対側の側面は隣接する板の側面とボンド付けまでですが、気になるところ(多少浮き上がるところ)は部分的に表面からビス打ちで補完します。


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 ハー・ストーリィさんのオフィスの1階部分を大改造するビックプロジェクトなのです。

 入口のデッキ部分にも使用。オーニングも何もなく、いわば屋外ウッドデッキ状態、この夏まででどれくらい痛むか見ものです。基本的に屋内用の仕上げ塗装ですので、ちょっと無理がありますが、オーナーさんと同意の上での実験です。見苦しくなったら出動です(^_^;)


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 まさに予想外の展開、厚さ方向に半割りし、15mmに仕上げた板を裏使いしました。使い古した仕上げ面が見えないので、もったいない使い方となりましたが、半割りした際の鋸刃の跡(ナイフマーク)が思いのほか味わい深く、キッチンの天井にはこちらの方がマッチするということに。

 塗装前ですが、濃いめの塗装(今回はブラック)を施すことで、素材の色ムラや黒シミ(釘を抜いた跡)も目立たなくなります。逆に、荒く仕上がったランダムパターンの半割り跡
がブラックと相まってモダンなイメージを醸し出してくれるはずです。


・・・それから数日後、現場に行ってみると

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 予想通りいい感じに仕上がりました。内装を担当されたスープの山本さんのセンスに脱帽です。こういう用途だと古材ではもったいないので、今後は新品を半割りしたもので対応していきます。

 天井から吊り下げ構造になった2段の棚も足場板で。これで初めてご利用いただいた板のボリュームを実感していただけます。やはり35mmは力強いです。


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 足場家具は任せて安心のAshiba Wood Worksのスタッフに作ってもらいました。写真は工房で製作したテーブルトップと脚を当店スタッフのスミカワが連結しているところです。こちらはカフェテーブル。木製の脚のものと、アンティークな金物脚(どこかの国の机の脚)のものがあります。

 こちらは4人掛けの足場テーブル。空間に家具が入るとやはり空気が違ってきます。


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 オフホワイトのシンプルな食器とカラフルなチェアーがよく合っています。ありがちなアンティークなチェアではないところがポイント、最終仕上げをご覧いただくと納得です!

 お子様連れでも安心してご利用いただけるよう、お子様同伴スペースも確保されています。もちろん座卓は足場板、お子様仕様の安心仕上げに。ちなみに壁面は黒板をイメージして塗装されており、仕上げにオーナーのさとうみどりさん(イラストレーター)がチョークでイラストを描かれます。


・・・プレオープン直前に気になるところを手直しに行きました。

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 玄関回りもほぼ完成、デッキ部分も同じ色にタッチアップして統一感ある仕上がりとなりました。横たわっているドアは、同様に塗り替えて厨房の引き戸として生まれ変わるようです。

 鏡面仕上げに写り込んだアプローチが美しい。


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 そもそもが床用に仕上げたものなので、家具と違い少々荒めです。ベンチシートとしてご利用になる場合は、衣服がひっかかったりしないように、気になるところをサンディングし、滑らかにしてあげる必要があります。下地が出るまで削り込んだ場合は、部分塗装して仕上げます。

 そして最後の調整はテーブルのガタツキ防止。アジはあるけど、その分クセもある足場板の床とテーブルの組み合わせですので、カタカタとガタツキもあったりします。お客様に応じてテーブルをアレンジするので、ガタツキ対策に棚板の端材を再利用して「楔(くさび)」なるものを作ってみました。とっても好評でした♪


・・・そして完成、2008/05/02 オープン初日の朝を迎えました(^O^)/

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女性鍛冶屋の岡本友紀さん作のハーストーリィハウスの看板が光ってます。

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とっても広い三方向フルオープンキッチンはおしゃれ空間に、厨房は扉の奥に。

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ここまでバランスよく納まると本当に嬉しいです。床とテーブルの色、これで良かったと安堵しました。さとうさんのイラストパネルもステキ♪ですが、それを支える足場棚板も捨て木です。
(深いダジャレですが…わかるかな? ウンチク系のオヤジギャクです!)

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使い古した杉足場板のリユースでできた心地よい空間、ハーストリィハウス。
オーナーさんの思いを受けて、お手伝いさせていただきながら自分の思いを再確認できました。
ありがとう、日野さん、さとうさん、たくさんのスタッフの皆さん!

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足場板のリユースを通じて僕が伝えていきたいメッセージ・・・

ものを大事にするこころを伝えたい。
作られたものに愛着を感じて欲しい
そして自分の「一生もん」を見つけて欲しい。







Last updated  2008.06.06 06:51:13
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