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カテゴリ:アジのある杉足場板NEWS
先日「団地リノベブームの予感」というブログをアップし、「団地に住もう!/東京R不動産」という本を紹介しました。その本の中に紹介されていた大阪の森之宮PetitDIY施工実施モデルルームに先週行ってきましたのでレポートします。
UR賃貸住宅 DIY House あなた好みに自由にカスタマイズ! というキャッチがそそります。 UR都市機構とは…検索で調べてみると「都市公団と地域公団(地方都市開発整備部門)がひとつになり、「独立行政法人都市再生機構」(UR都市機構)が生まれました。豊かな生活空間をめざして人が輝く都市をプロデュースします。」とあります。いわゆる旧公団住宅です。 賃貸で自分で自由にカスタマイズできるって凄いことです。常識的に賃貸で義務付けられている原状回復が原則として免除されます。稀に古~い物件で大家さんが「好きにしていいよ!」というのはあるそうですが、原状回復免除はやはり一般的ではありません。 たとえば…「壁紙を自分の好きな色に替えたい!」「好きなキッチンに入れ替えたい!」「狭い二部屋を一部屋に改造したい!」「好きな雑貨を飾れる棚やハンガーフックを取り付けたい!」そんなことができる実験的な試みです。 また、DIYのためのプランニング&施工期間として、3ヵ月間無償で住宅を使用することができるとは、さすがURは太っ腹ですね。 大阪城の直ぐ近く、森之宮駅近くにあるUR賃貸プラザ森之宮で受付をして鍵を借りて見学させてもらいます。 昭和42年に建てられた高層14階建ての団地です。その3年後に大阪万博が開かる時代ですので、かなり古いです。建物は古いですが、計画的に耐震改修工事をされているところがUR物件の安心なところでもあります。 張り出した梁のせいか妙に窮屈な感じ。そんな中にビビットなブルーの扉が並んで壮観です。 PetitDIY施工実施モデルルームの内装、壁にWOODPROの5mmに挽き割った古材風の足場板が使われています。いろいろな色をアレンジして楽しい空間に仕上がっていました。我々プロが施工したら、間違いなくこんな楽しい空間はできません。キッチリ、ピッタリ、仕上げてしまいそうです。でもここにニーズありなんでしょうね。 約2畳あるサンルームと図面に書かれているところには、35mmの使い古した杉足場板がただただ並べてありました。確かにこれもありですね。ただ並べるだけ、施工代タダの大工さん泣かせ、DIYの極みでしょう。 モデルルームということもあって、壁紙の貼り替えや建具の塗り替え、更にはキッチン扉の交換などあれこれ実例を見ることができます。 団地もいまやDANCHIと言われ、昭和の団地女子も出現しているようです。 現在進行形のプロジェクトとして、MUJIやIKEAも参入、ますます団地から目が離せません。 団地リノベーション|無印良品の家 UR都市機構とIKEAがコラボ インテリア・小物を全面コーディネート これらはまた追ってレポートします。 地元広島にも、 WOODPRO Shop & Cafe の近所で見かけた看板が妙に気になりだしました。 瀬戸内海を一望するこの辺りのDANCHIのポテンシャルを感じています。 URのDIY住宅について、詳しくはこちらを>>クリック!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.14 20:14:28
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