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ITバブル崩壊の時の頃。
00年1月、米国10年債は、6.79%の高利率を付けていた。誰もが簡単にIT株で儲かっていたので、収益が低すぎるとみんな思っていた。 03年6月、利率は急低下し、3.13%と半分以下に落ち込んだ。 00年2月、IT株を全く買っていなかったバークシャーハザウェイ株(BRKB)は1745ドルに落ち込んだ。98年2600ドル台から3割以上も下げていた。 現在、2倍以上に上昇している。 00年2月、フィリップモリス株(現:アルトリア株)(MO)は、17.5ドルの安値を付けていた。キャッシュマシーンと異名をとるこの株。タバコ訴訟が不透明だったがPERは、たった5倍だった。 現在、70ドル。PER12倍。4倍に上昇した。 00年、5000ポイントの高値を付けたナスダックは、7年経っても2600ポイント。半分くらいしか回復していない。NYダウは新高値だというのに。 オラクルは、46ドルの高値から現在20ドル。 シスコは、82ドルから26ドル。 と、7年経っても惨憺たる株価だ。 ここから言えることは、 1、バブってしまった株価は何年経っても元に戻らない。 2、IT株という収益性が高かった株が崩壊すると劇的に物色対象が変化し、ほぼ正反対の対象に移る。 3、かつて収益性が高かった株には急落しても人々はそこに滞留する。 4、しかし、皮肉にも資金がシフトした物色対象の足取りは堅調となる。 急激な円高とか中国&ベトナム株バブル崩壊などきっかけ次第で大なり小なり物色が変わることは間違いないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ヤン・ウェンリー准将さん
難しいですね。 バブルの時期は64年。タイプは90年という感じですね。 >中国、ベトナムに対する日本のバブルと比較する場合。 > >1990年ではなく、 >1964年じゃないかと思うんだけど。いかに。 ----- (2007年06月15日 17時14分16秒) |
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