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ポンコツ山のタヌキの便り

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2008年10月26日
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カテゴリ:天璋院篤姫
 今夜(10月26日)放映のNHK大河ドラマ「篤姫」第43回目のテーマは「嫁の決心」でした。

 天璋院(宮崎あおい)たちは大坂城で家茂(松田翔太)が他界したことを知って悲しみに沈んでいましたが、老中の松平周防守から幕閣たちが一橋慶喜(平岳大)を次期将軍と決めたことを知らされます。家茂の遺志では将軍継嗣は田安亀之助ということでしたが、老中たちの評定では、長州との戦いにも負けている厳しい情況の中で、まだ幼い亀之助がいま将軍職を継ぐのは無理と判断したとのことです。こう言われて、篤姫としては、慶喜の亡き後を亀之助が継ぐことを老中たちに約束させるだけで精一杯でした。なお、滝山(稲森いずみ)の話によると、慶喜は将軍となっても江戸城ではなく京の二条城で政(まつりごと)を行うとのことで、慶喜の正室も大奥に入らないとのことでした。

 家茂の遺体が江戸城に届いたのは慶応2年9月6日(1866年10月14日)でしたが、そのとき家茂が生前に和宮のために京で買い求めた西陣織の反物も届き、それを見て和宮は泣き崩れます。しかし、その後も和宮(堀北真希)は落飾することもなく、天璋院は和宮が京へ帰るつもりでいるとの話を耳にします。それで天璋院は和宮に真意を問いただしますと、幕府も徳川家も大奥も、自分にとってはもうどうでもよいのだと和宮は自分の心の思いを吐露します。そんな和宮を本寿院(高畑淳子)が「なんの未練もなく江戸を去られるとは、いやいや江戸へ嫁いで来たからであろう」責めたとき、天璋院は和宮を擁護し、彼女は家茂を心から思っていたと反論します。

 しかし、和宮は落飾の儀式を行った後、「もう心残りもない」と言って京への帰り支度を始めます。そんな時に、孝明天皇(東儀秀樹)の崩御の知らせがに大奥に届きます。夫を亡くしたばかりでなく、和宮はさらに兄の死によっても心を打ちのめされるのでした。

 そんな和宮は天璋院に会いに来て、初めて天璋院に「母上様」と呼びかけ、「母上様のように自分も強く生きたい」と言い、京に帰らず徳川の人間となって生きる決心を伝えるのでした。

 今回の篤姫ドラマのこのように和宮が天璋院に「母上様」と呼び掛け、徳川の人間として生きる決心を語る場面はなかなか見応えがあったのですが、列侯会議(諸侯会議)については、慶喜がまんまと兵庫開港の勅許を得ることになっただけとナレーションで解説するだけで終わらせており、幕末の重要事件については相変わらずの簡略化路線ですね。これでは、史料では確かめられない篤姫(天璋院)と肝付尚五郎(小松帯刀)の関係を作り上げた意味があまりないのではないかと思ってしまいます。お近さんとお琴さんのことで頭を悩ます気弱な小松帯刀を描いているようでは、史実無視の大フィクションを大いに作り上げ、天璋院が幕末の歴史舞台で活躍した男たちを使って歴史を変えようと懸命に画策する波乱万丈のドラマなど期待できそうもありません。このままでは大奥内ホームドラマ路線で小さく纏められて竜頭蛇尾に終わってしまいそうですね。





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最終更新日  2008年10月27日 16時01分59秒
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