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カテゴリ:TZR250(3MA) 回顧録
TZR250(3MA)オーナー諸兄のお叱り&ご批判等を覚悟の上で言わせてもらいますが、ドノーマル(メーカー出荷まま)状態の’89TZR250後方排気はハッキリいって、遅いです・・・。
もちろんワインディング走行のコトをいっている訳ではありません、その場合は乗り手の技量のほうがむしろ大きいですし・・・。今回いっているのは、加速性能のコトです。 3MA購入当時、私の周りのバイク連中はレーサーレプリカ(RR)乗りの方が圧倒的に多く、その仲間たちとの話題に上がるのが決まって「誰々が速い。」とか「~(バイク名)が速い。」という類でした。RR車である以上、当然の宿命だったともいえます。 私はもちろん峠もよく走りに行きましたが、友人の中でのバイク性能優劣決定戦はもっぱらシグナルグランプリ(加速競争)と決まっていました。 で、我が3MAのライバルとなるのが、2スト250&4スト400RR群でした。当時、私の友人の中には’89NSR250や’88CBR400RR、’87GSX-R400乗りがいて何回も加速競争したものです。 ’89年秋、実家近くの田舎道で上記3台&我が3MA&友人RZ250(年式不明)の計5台でこの勝負は始まりました。 私もだいぶ3MAに乗り慣れた頃(←当時そう思い込んでいる^^;)で、ピーキーだといわれている3MAでもスタートダッシュのテクは身に付いたと思っていたモノでした。 ゼロ発進、約500メートル程度の直線勝負で、2台ずつの総当たり戦。 3MAのベストスタートは8000回転維持での半クラッチミートで、その回転以下だとスタートは失敗を意味します。もしクラッチミート失敗で6000回転くらいにドロップさせてしまうと回転はなかなか立ち上がってくれず、ライバルは遥か前方になってしまうのです。 この時の結果は、’88CBR、’89NSR、’87GSX、我が3MA、RZ250の順でした。特にCBRとNSRには何度トライしても、完膚なきまでに打ちのめされました・・。私のスタート成功で一度は前に出られたとしても、高回転域(3MAで12000回転シフトアップ)でこの2台は3MAを大きく凌駕しているようでした。途中抜かれる時の速度差は5キロ以上に思えました。・・・くやしい・・・。’89NSRに勝てないのですから、当時フルパワーといわれていた’88NSRにはもちろん勝てないですし、CBR以上の速さといわれていたVFRにも加速では勝てそうもありません。(実際、後日それらのバイクとも勝負しましたが・・・。) 当時の私は、3MAの性能をライバルRR勢と比較し、劣等感すら抱いていた様でありました・・・。 後日、3MA誕生時の背景も考察しながら、最良3MAセッテイングとは?を考えていきたいと思います・・・、皆さんにはどうでも良いことでしょうが、独り言とお思いください・・・^^; ↓私の2台目の’89式3MA、1台目は白赤でした。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月25日 01時08分10秒
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