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カテゴリ:舞台(劇場や劇的空間)の記録
テント空間は不思議な魅力に満ちている 日常にまぎれこむ、素敵な異分子 その中では新しい別の世界が息づいている 明日4/23に開幕する「ドラリオン」 前作「アレグリア2」が2005年だったから 丸3年ぶりにシルク・ドゥ・ソレイユが福岡に滞在し 6月15日まで公演を打つのである。 初日開幕を前に、一足早く“公開リハーサル”を見てきました。 単純明快にまず感じること 「やっぱりシルクは凄いな」 それでいて、あまりに多重、多層的な深みもあるものだから 「今日見たものを、どうやって伝えたらいいのだろうか」と少し考えあぐねてしまう。 過去上演された“サルティンバンコ”も“キダム”も“アレグリア”も 全て違う魅力があって、全部好きなポイントも違うものだからやっかいなのだ それで 「シルク・ドゥ・ソレイユ」が近くに来ているのなら見ない手はない とにかく僕にだまされたと思って見て御覧なさい もしあなたの中に新しい煌めきが生まれたら 世界は今より少し平和になるかもしれない。 そんな漠然としたすすめ方をするだろう。 日本ツアーの最終公演となる福岡での“ドラリオン” 過去の作品より、シンプルで、スピード感があって アクロバティック度合いは極めて変化に富んでいる アジアな味付けには好き嫌いがあるかな? この日、僕の周りでは 「今までの中で一番刺激的で良かった。」という声がほとんどだ。 6月までに何度足を運べるかな? カナダ、ケベック州にルーツを持つ アートサーカスの最高峰“シルク・ドゥ・ソレイユ” 日本ではフジテレビが主幹となってムーブメントを牽引してきた。 今回の福岡公演を前に、すでに2年後に来日する新作も記者発表されている。 それから、今秋には “東京ディズニーリゾート”にできる常設劇場も幕を開ける。 ラスベガスの常設劇場は今だ毎日興奮に満ちている。 世界は“シルクドゥソレイユ”に魅せられている。 サーカスは空間の編集だ、 テントの地下にも空間があって あ、この空間は半球ではなく“地球みたいに球体”なのだと思った。 地球の重力さえも彼らは美しく演出してしまう。 ミクロな地球の中にいるような気持ちになって 鍛え上げられたパフォーマーの姿に、自分の身体の感覚を意識する。 ヒリヒリした刺激。 このテントの中の世界では、あらゆる神経が研ぎ澄まされたような気持ちになる。 さて 福岡シティ劇場で、劇団四季がライオンキングをロングラン公演している 5月に博多座では森光子が放浪記を1ヶ月上演する そしてシルクドゥソレイユがドラリオンだ。 ロングランのエンターテイメントがあると、街は華やぐ そういう空気がこれから街を包みはじめる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.23 09:16:27
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