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カテゴリ:読書
『水のかたち』 宮本輝 を読みました。 著者あとがきでもありましたが、善人がただひたすら出てくる 気持ちのいい本です。 ただ、その中に1人怪しい美女がいて、その人が スパイスとなって全体が引き締まっていました。 普通の主婦だけれども、古美術についての目が利く 志乃子が主人公でその周りのご主人、家族、近所の人、 友人(ジャズシンガー)とのつながりが書かれている話です。 ある一軒のお店でもらったお茶碗が大変値のつく茶碗で そのことから、志乃子の周りが変わっていきます。 話の間には、戦時中に朝鮮半島で起こったストーリーも 入ったり、話が全く違う方行にいきつつも興味深く読める話でした。 宮本輝さんの著書は初めて読みました。 また読んでみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月16日 17時17分43秒
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