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カテゴリ:グルメ
3月上旬とGWの日本脱出計画が具体的になってきて、相当テンションが高くなっている。
出来ることなら、年に数回は日本を離れ、一部ルーチン化した日常生活をリセットするのが理想的だと思う。 実のところ、つくづく自分はパトリオットだと思う。だからこそ世界の中の日本を客観的に眺めるためにも、時折日本を離れる期間は必要なのである(この効用については、また別のエントリーで触れたい)。 あちこちで充実した時間を過ごし、その土地を離れる間際の、後ろ髪を引かれる思いも度々であるが、それでも日本に帰ってきたときの安心感は何ともいえないものがある。 私の場合は特に、自分の部屋へ久しぶりに帰ってきて、見慣れた光景を眺めながら「ああ、やっぱり自分の居場所はここなのだ」と実感する瞬間がたまらないのである。 …それともうひとつ、日本に帰ってきたと強く感じる瞬間は、空港の到着口で自動販売機から飲み物を買う時である。 再び財布から日本円を取り出し、通貨換算から開放されてお金を使えるようになること。これが、その理由のひとつである。 が、それ以上にもうひとつ。これが日本の物流の特徴なのであるが、自動販売機に数多くの種類の飲み物が選べ、お金を投入して、商品とお釣りが確実に出てくるという確信を持って飲み物を購入できること。日本人なら当たり前のこのインフラに、日本という国の素晴らしさを実感するのである。 人間は、身の回りにある幸せ、マクロな視点で例を挙げれば、この地球の大気に酸素が豊富に存在していること、我々の周りに水があふれていること、など「当たり前」とみなして感謝を忘れがちにある。身の回りの僥倖に対する感覚が麻痺してくるのである。 日本からしばらく離れてから日本に戻ってくると、多かれ少なかれ、こうした「再発見・再評価」は必ずある。そうして、私の愛国心はますます膨らむ結果となるのである。 と、こんな大風呂敷を広げておきながら、ゆるーい話題に移る(苦笑)。 日本で市販されている飲み物で、一番美味しい一本は何か、と問われたら、私の今一番のおすすめは『アサヒ バヤリース 早旬果実 とろけるマンゴー』である。ダントツである。他にもマンゴーを題材としたソフトドリンクはあるが、全く他の追随を許さない。 ![]() ![]() ["とろける"シリーズの最高峰] 日本において、リーズナブルな価格で天然のマンゴーを楽しむことは、事実上不可能である。 香港でもフィリピンでもタイでもいいが、そうした亜熱帯の国々に赴いて実感するのが、マンゴーのみずみずしさ、濃厚さがいかに素晴らしいかということである。これだけでも「来てよかった」としみじみ思う。 屋台や店で売っているマンゴーをダンボールごと日本にもって帰りたい、と思う衝動は、税関・検疫の壁を思い出してなんとか抑えているが、それでも帰国後、あの魅惑の果実が恋しくなるのもしばしばである。 しかし、さすがそこは日本である。技術の勝利である。マンゴーの味わいを、あくまでマンゴージュースという形であるが、出来る限り実直に再現したのがこの一本である。 一口飲んでいただきたい。まずその粘性、のど越しの違いに気づかれるはずである。間違いなく、普通の飲み物と比べて、レイノルズ数は一桁低い。この感覚が、現地で飲めるマンゴージュースの食感(飲感?)に限りなく近いのである。 …などと熱く語っているが、別に私はアサヒ飲料の回し者ではない。事実、数あるバヤリースシリーズのうち、私が強く推すのは『早旬果実 とろけるマンゴー』だけである。 強いて言えば、『とろけるモモ』は及第点。逆に新発売の『とろけるマンゴー 贅沢仕立てPET500ml』(1/31発売)は、『早旬果実』に比べて、納得の出来る仕上がりではなかった。 改めて書くが、自動販売機でこれだけの多彩な種類の飲み物が楽しめる特異な国は日本ぐらいである。その中で(私的に)ダントツで一押しの『早旬果実 とろけるマンゴー』。 アサヒの自動販売機は決して多くなく、コンビニでもこの商品が必ず配荷されているわけはないが、目に留まった際は、日本という国の豊かさに感謝しながら、是非手にとっていただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月08日 13時21分47秒
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