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2007年02月12日
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カテゴリ:社会
 ドイツで開かれていたG7(先進7か国財務相・中央銀行総裁会議)は、10日午後(日本時間10日深夜)、共同声明を採択して閉幕した。

 今回の注目の一つが、長く続く円安傾向の是正について、具体的な言及があるか否かであった。しかし「為替レートは経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)を反映すべき。過度の変動や無秩序な動きは望ましくない」として、具体的な介入に踏み込んだ表現は見られなかった。

 昨今の為替市場では、1ユーロ=158円台の史上最安値圏が続いている。ユーロ紙幣・硬貨が導入された2002年当時は、1ユーロ=115円程度だったことから考えると、欧州の一部で、円安・ユーロ高が「欧州企業の競争力に悪影響を与える」との懸念を抱くのも当然といえる。

 今日・12日は建国記念日の振替休日で、東京市場は休みだったが、G7の共同声明を受け、12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は続落している模様である。
 私がこのエントリーを書いている午後10現在、1ドル=121円台で徐々に下げ幅を広げており、4年ぶりの円安水準に達している。

 トヨタが、ビッグスリーの一角に食い込むほどに生産台数を順調に伸ばすなど、米国・自動車界から不満が高まっているのを受けて、G7で何か動きがあるかな、と思っていたのであるが、このまましばらく円安で推移しそうな気配である。

 プチネタであるが、12日付の朝日新聞・社説には笑わせてもらったので、少し紹介したい。

 『日本経済はその間、静かに拡大を続け、その期間は戦後最長の「いざなぎ超え」になった。デフレからもほぼ脱却し、日本銀行は昨年7月にゼロ金利を解除し、追加利上げの機会をうかがっている。

 それなら円安も是正したらどうだ、というのがユーロ高に悩む欧州各国や、円に対して割高となり輸出にかげりが出ている韓国などの本音だろう。』


 ええ~っ。何でこの文脈で韓国
 全然G7と関係ないやん。

 元来、朝日新聞の社説は、経済問題に非常に疎い。これは、伝統的に経済部が花形ではなく、社会部出身のいわゆる左派系の記者が出世コースを歩んだ結果、社説担当の論説委員に経済通の記者が少ないからだと言われている。
 というわけで、よくずっこけることを臆面もなく書いているが、この唐突な一文は、朝日新聞のもう一つの体質をよく表していると言える。

 それは、徹底的ともいえる、中国・韓国べったりの紙面構成である。
 なお、小泉首相の訪朝で、金正日が日本人拉致を正式に認めて以来、徐々に北朝鮮に対する厳しい論調を載せるようになったが、1950年代は、朝日が「北朝鮮は楽園」だとして、北朝鮮賛美の記事で紙面を彩っていた歴史を忘れてはならない。 

 朝日が一貫して記述しないのは、中国・人民元の切り上げに踏み込まず、しかも変動相場制への移行に消極的な中国政府に対する批判である。
 この世界的議論の潮流から目を背け続けているから、タダでさえレベルの低い経済問題の論調が、さらに支離滅裂となるのである。

 …かといって、私も別に日頃から為替市場に目を向けているわけではない。

 今は円安だと困るのだ。

 来月上旬は2週間ほどアメリカに(これは出張)、GW絡みの10日ほどヨーロッパに(たまには休ませて)出掛ける私としては、まさに死活問題なのである。

 この為替水準が続くと(まだ円安が続きそうな予感…)、単純に5年前と比較して、ヨーロッパでの出費が約40%アップになるわけで、今回の蔵相会議の成果に期待していたのである。進展に乏しい6か国協議に比べて、(私的に)優先順位は高かったほどである。

 こうなっては「いざなぎ景気」を超えた日本の好景気にさらに期待し、いきなり日銀が公定歩合を引き上げてくれることを祈り、もう何でもいいからヘッジファンドなどの短期筋が持ち高調整で円買い・ドル売りを出してくれることを願うばかりである。

 …。

Low Level

 えーん。…ごめんよ、ドラえもーん。





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最終更新日  2007年02月12日 23時05分41秒
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